NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズ(Ada Lovelace)最新情報まとめ

2022年にNVIDIAではGeForce RTX 4000シリーズ、通称Ada Lovelaceを発売予定としていますが、ここでは海外リーク情報などで挙がっているRTX 4000シリーズの発売時期、ラインアップ、パフォーマンス、価格などの情報をまとめて紹介します。

最新記事一覧

2022年6月23日:NVIDIA GeForce RTX 4080とRTX 4070の仕様が判明。RTX 4070は160-bit幅に

2022年6月20日:NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズの電力制限量が判明。RTX 4090は800Wに

2022年6月13日:NVIDIA GeForce GTX 1630の発売が部品不足で未定に。RTX 4000の延期理由は既存在庫過多

2022年6月10日:NVIDIA GeForce RTX 4090はトリプルファン搭載の可能性。発売日は秋以降でほぼ確定

2022年6月7日:NVIDIA GeForce RTX 4080のTGPは420W。RTX 3080より100W高く

2022年6月6日:NVIDIA GeForce RTX 4000の発売日が後退? RTX 4090が10月、RTX 4080が11月などに

2022年6月6日:NVIDIA GeForce RTX 4060の消費電力はRTX 3070越えの220W以上に

2022年6月4日:NVIDIAがGeForce RTX TITANを再び導入。TDP 900WでGDDR6X 48GB搭載?

2022年6月3日:NVIDIA GeForce RTX 4090の基盤写真が出現。VRM強化で消費電力は増える?

2022年6月1日:NVIDIA GeForce RTX 4090が8月、RTX 4080が9月、RTX 4070が10月発売予定。RTX 3000シリーズの在庫次第で延期も

2022年5月18日:NVIDIA GeForce RTX 4090のGPUクーラー画像出現。RTX 3090 FEを踏襲したデザイン

2022年5月17日:NVIDIA GeForce RTX 4090の最新仕様が出現。TDPは450Wで性能はRTX 3090の2倍

2022年5月16日:NVIDIA GeForce RTX 4000が7~8月に発売される可能性。AMDも同時期に発売?

2022年5月15日:NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズのコア構成判明。性能は大幅向上へ

2022年4月28日:NVIDIAがGeForce RTX 4090に搭載するAD102のTBP 900W版をテスト中。

2022年4月25日:NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズはPCIe Gen 4に。GPUコアも構成変更

2022年4月23日:NVIDIA GeForce RTX 4090のAIBモデルは700W超えも。ワークステーション向けRTX L6000の情報出現

2022年3月26日:NVIDIA GeForce RTX 4080/4090の電源や冷却、メモリー構成が判明。TDPは600W濃厚

2022年3月13日:NVIDIA GeForce RTX 4090ではTDPが600Wとなる模様。RTX 4090 Tiでは800W以上?

2022年3月2日:NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズの詳細仕様判明。大容量キャッシュ搭載

2022年2月25日:NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズは9月登場に。TDPは最大850Wに?

他のまとめ

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ラインアップの情報

NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズではハイエンドモデルからエントリーモデルまで全ラインアップが網羅される予定となっています。

GPUGeForce TITAN?GeForce RTX 4090GeForce RTX 4080GeForce RTX 4070GeForce RTX 4060GeForce RTX 4050
採用GPUAD102AD102-300AD103-300AD104-275AD106AD107
商品カテゴリーハイエンドハイエンドハイエンドアッパーミドルレンジミドルレンジエントリー(モバイル)
CUDAコア数(最大)

18432基?

16384基

10240基7168基4608基?3072基?

VRAM容量・仕様

48GB GDDR6X

24GB GDDR6X

16GB GDDR610GB GDDR6不明不明
VRAM速度

24 Gbps

21 Gbps

18 Gbps18 Gbps不明不明
VRAMバス幅

384-bit

384-bit

256-bit160-bit不明不明
TDP

600W~900W?

450W

420W~300W220W以上不明

ハイエンドモデル:GeForce RTX TITAN

NVIDIAがGeForce RTX TITANを再び導入。TDP 900WでGDDR6X 48GB搭載?

GeForce RTX TITANはGeForce RTX 4000シリーズ最上位モデルとして発売がされると噂されているモデルで、全コアである18432基のCUDAコアが有効化されたAD102 GPUを搭載し、VRAMには24GbpsのGDDR6Xを48GB、TDPに関しては900Wにも及ぶモンスターGPUになると見られています。

ハイエンドモデル:GeForce RTX 4090

GeForce RTX 4090はAD102 GPUの内、一部CUDAコアが無効化されたGPUが採用され、コア数は16384基を搭載し、VRAMは21 GbpsのGDDR6Xを24GB搭載し、バス幅は384-bitになると見られています。

このGPUではTDPについてはまだ情報が右往左往している状況で、一部のリークではTDPが450W程度に抑えられる言われる一方で、600W近くにもなるという情報もあるため、現時点では不明です。

ハイエンドモデル:GeForce RTX 4080

NVIDIA GeForce RTX 4080とRTX 4070の仕様が判明。RTX 4070は160-bit幅に

RTX 4080にはAD103 GPUをデスクトップ向けモデルに採用予定でとなっており、CUDAコアは10240基でVRAMは18 GbpsのGDDR6を16GB搭載すると見られています。バス幅は256-bitとなっており、前世代のRTX 3080と比べるとCUDAコアは18%増となっていますが、VRAM系はGDDR6XからGDDR6に、バス幅は320-bitから256-bitとスペックダウンされている部分もありますが、L2キャッシュ容量を増やすことで帯域幅はカバーすると見られています。

NVIDIA GeForce RTX 4080のTGPは420W。RTX 3080より100W高く

TDPについては420W程度になると見られており、RTX 3080と比べると100W高い消費電力になっています。

アッパーミドルレンジモデル:GeForce RTX 4070

RTX 4070にはAD104 GPUを搭載し、CUDAコアは7168基、VRAMは18 GbpsのGDDR6を10GB搭載すると見られています。このモデルもバス幅が前世代のRTX 3070に比べると抑えられており、256-bitから160-bitにスペックダウンする見込みです。

なお、RTX 4070においてもTDPは増える見込みで、300W程度になると見られています。

エントリー向けモデル:AD106、AD107 GPU

AD106およびAD107 GPUはRTX 4060やRTX 4050およびモバイル向けのミドルレンジGPUなどに採用される見込みとなっていますが、SMは前者が30基から36基、後者が20基から24基と1.2倍に増やされています。またL2キャッシュも他のGPUと同じく大容量化が行われており、2MBから32MBに増やされています。

この中でAD 106 GPUを採用するRTX 4060に関しては消費電力が220WとRTX 3060に比べると増えており、若干扱いにくいGPUになってしまうようです。

NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズの詳細仕様判明。大容量キャッシュ搭載

発売時期は2022年10月以降に延期へ

GPU関係のリークを取り扱うGreymon55氏やKopite7kimi氏によると、NVIDIAではGeForce RTX 4000シリーズを2022年8月頃に発売をする計画で動いているようです。

発売順としては、8月にRTX 4090、9月にRTX 4080、10月にRTX 4070に発売をする予定とも言われていました。

しかし、マイニングなどで需要があり、大量に生産をしたRTX 3000シリーズの在庫がNVIDIAのみならず、AIB各社や代理店、販売店には存在しており、NVIDIAとしてはこれらのGPUの在庫を減らす時間が必要と見ているようです。

そのため、当初は2022年8月頃登場と言われていたRTX 4000シリーズは先頭として登場するRTX 4090が10月、RTX 4080が11月、RTX 4070が12月に遅らす決定が下されたようです。

NVIDIA GeForce RTX 4000の発売日が後退? RTX 4090が10月、RTX 4080が11月などに

メーカー2018年2019年2020年2021年2022年
NVIDIA
新製品投入実績/予定

Turing
RTX 2000

Turing Refresh
RTX 2000 Super

Ampere
RTX 3000

10月→9月?:Ada Lovelace
RTX 4000
AMD
新製品投入実績/予定
GCN Gen5
Radeon VII
RDNA
Radeon RX 5000
RDNA2
Radeon RX 6000

 

 

下半期:RDNA3
Radeon RX 7000

Ada Lovelaceアーキテクチャーについて

NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズではGPUアーキテクチャーが刷新され、現行のRTX 3000シリーズで採用されているAmpereからAda Lovelaceに変更されます。Ada Lovelaceの名称はイギリスの数学者で世界初のコンピュータープログラマーであるエイダ・ラブレス(Augusta Ada King, Countess of Lovelace)から名称が取られています。

このAda LovelaceではTSMC 5nmが採用される予定となっていますが、VRAMに関してはGeForce RTX 3000シリーズで採用されているGDDR6XおよびGDDR6が引き続き採用される予定となっています。ただし、VRAM速度がボトルネックとならないようにAda Lovelaceでは大容量のキャッシュが搭載される予定となっています。

GeForce RTX 4000ではサムスンからTSMC 5nmプロセスに切り替えへ 

大容量L2キャッシュが搭載

GeForce RTX 4000シリーズに搭載されるAda LovelaceアーキテクチャーではRTX 3000シリーズのAmpereに比べてCUDAコアが1.2倍から1.7倍に増やされていますが、L2キャッシュについてもRTX 3000シリーズに対して10倍近い大容量化が行われています。

 

RTX 3000シリーズではバス幅32-bit辺りに512kbのL2キャッシュを搭載しており、ハイエンドのGA102 GPUでも6MB程度のL2キャッシュ容量でした。しかし、RTX 4000シリーズではバス幅64-bit辺り16MBのL2キャッシュを搭載するようになったようで、384-bitのバス幅となるAD102では96MB、128-bitのAD106やAD107でも32MBとL2キャッシュが10倍以上大容量化が行われています。

NVIDIAとしては、GDDR7の制定が遅れている関係上、GDDR6Xを引き続き採用する必要がある一方で4KディスプレイやVRなどGPU帯域幅が重要となる場面が増えてきています。そのため、VRAMの規格やバス幅を据え置いたまま、帯域幅を疑似的に広げる方法としてL2キャッシュの大容量化を行ったと見られています。

NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズの詳細仕様判明。大容量キャッシュ搭載

消費電力と性能について

GeForce RTX 4000シリーズではアーキテクチャーの刷新によって性能は大きく向上すると見られています。最も大きく向上するのがRTX 4090などハイエンドモデルになると見られており、CUDAコアが1.7倍に増える事や動作クロックが2.2 GHz程度になる事を加味するとRTX 3090に対してRTX 4090は2倍の性能になる可能性は十分にあると見られています。

性能が上がってはいる一方で、あまり評判が良くないサムスンの8nmからTSMC 5nmに進化する事で消費電力は低減され、ワットパフォーマンスは上がると見られています。しかし、TSMC 5nmに変更してもCUDAコアが1.7倍近く搭載されている事や動作クロックが大きく引き上げられているため、グラフィックカード全体の消費電力を示すTGPに関してはRTX TITANでは900W、RTX 4090では600W、RTX 4080で420Wになると見られています。また、アッパーミドルレンジのRTX 4070では320W、ミドルレンジモデルのRTX 4060でも200Wを超える消費電力になると見られておりユーザーによっては電源ユニットの買い替えが必要となるケースも多そうです。

NVIDIA GeForce RTX 4060の消費電力はRTX 3070越えの220W以上に

NVIDIA GeForce RTX 4080のTGPは420W。RTX 3080より100W高く

NVIDIA GeForce RTX 4090ではTDPが600Wとなる模様。RTX 4090 Tiでは800W以上?

ハイエンドモデルでは『12VHPWR』搭載。 電源ユニットの買い替えが必要になる可能性

GeForce RTX 4000シリーズの中でハイエンドモデルでは450W以上の消費電力になる事がほぼ確定している状況ですが、これに合わせてNVIDIAでは既存のPCIe 6pinや8pinに替わる新たな電源規格に対応を指せると見られています。それが、『12VHPWR』と呼ばれるPCIe用の電源規格です。

この『12VHPWR』では1口辺り最大600Wの給電が可能になっており、RTX 4090で必要になると言われているTGP 600Wには十分対応が可能になっています。しかし、この『12VHPWR』では電力を供給する12pinの他に電源ユニットとGPUと通信を行う信号線が4pin追加されており、これらを電源ユニット側で処理する必要があります。そのため、RTX 3000シリーズの一部モデルで搭載されていた12pinのように8pinを2本繋いで12pin化と言うような事は出来ず、『12VHPWR』に対応するGPUを搭載する場合、電源ユニットを『12VHPWR』対応のモノに買い替える必要があるようです。

PCIe Gen5電源『12VHPWR』の詳細判明。対応には電源ユニット買い替え必須

 

NVIDIAのGeForce RTX 4000シリーズについてはNVIDIAに対するハッキングによって様々な情報が流出してしまっている状況ですが大まかな仕様面だけでまだまだ謎に包まれたモデルとなっています。今後新しい情報などはこのページに随時追加して見直していきます。

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