AMD 600と800シリーズは両方Zen 6へ完全対応できる見込み。BIOS容量が32MBでも問題なし

AMDは2026年にZen 6アーキテクチャーを搭載するRyzen CPUをソケットAM5へ投入します。同CPUについては、アーキテクチャーの大幅刷新に伴い、一部マザーボードでは互換性に問題がある可能性が指摘されていました。

しかし、ASUSとASRockは少なくとも800シリーズマザーボードへの対応を明言。さらに、600シリーズもZen 6に対応することがリーク情報として明らかになりました。

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ASUSやASRockがB850が「Zen 6」に正式対応することを明言。600シリーズも対応できるとリークも登場

ASUSは中国でB850M AYW OCマザーボードを発表しました。MicroATXサイズとしては高いオーバークロック耐性を持ち、10,000 MT/sを超えるDDR5メモリーの動作クロックにも対応します。

この発表資料の中で、同マザーボードが「Zen 6」をサポートすることが明記されました。

ASRockも現行B850のサポートを明言

ASUS以外にも、ASRockがBilibiliでの商品紹介動画で、同社が発売するB850がZen 6に対応することを明らかにしています。

現行マザーボードがZen 6に対応できるかについては、数日前にMSIが「次世代CPUに対応」とZen 6への対応を示唆していました。各社が明確にZen 6への対応を明言するなど、互換性に関する確認が取れ始めているようです。

600シリーズマザーボードもZen 6に対応できる見込み

ASUSの資料では64MB BIOSが強調されていたことから、Zen 6への対応には64MBのBIOS容量を備える必要がある可能性も指摘されていました。

しかし、リーカーのHXL氏によると、BIOS容量が32MBでも600シリーズや800シリーズマザーボードはZen 6をサポートすることを明らかにしています。

そのため、800シリーズマザーボードを使っているユーザーはともかく、ソケットAM5登場と同時に発売された600シリーズマザーボードでもZen 6を使える可能性がかなり高くなっています。

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Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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