AMDは2026年にZen 6アーキテクチャーを搭載するRyzen CPUをソケットAM5へ投入します。同CPUについては、アーキテクチャーの大幅刷新に伴い、一部マザーボードでは互換性に問題がある可能性が指摘されていました。
しかし、ASUSとASRockは少なくとも800シリーズマザーボードへの対応を明言。さらに、600シリーズもZen 6に対応することがリーク情報として明らかになりました。
ASUSやASRockがB850が「Zen 6」に正式対応することを明言。600シリーズも対応できるとリークも登場
ASUSは中国でB850M AYW OCマザーボードを発表しました。MicroATXサイズとしては高いオーバークロック耐性を持ち、10,000 MT/sを超えるDDR5メモリーの動作クロックにも対応します。
この発表資料の中で、同マザーボードが「Zen 6」をサポートすることが明記されました。

ASRockも現行B850のサポートを明言
asrock also claimed zen6 support on current b850 (4dimm).
— UNIKO's Hardware 🌏 (@unikoshardware) October 10, 2025
bilibili asrock cnhttps://t.co/stDoeE3fXu
dear gigabyte,
hi, where are you?
best regards,
user of b850m force wifi6e rev1.0 pic.twitter.com/IFXvxXv5gj
ASUS以外にも、ASRockがBilibiliでの商品紹介動画で、同社が発売するB850がZen 6に対応することを明らかにしています。
現行マザーボードがZen 6に対応できるかについては、数日前にMSIが「次世代CPUに対応」とZen 6への対応を示唆していました。各社が明確にZen 6への対応を明言するなど、互換性に関する確認が取れ始めているようです。
600シリーズマザーボードもZen 6に対応できる見込み
Both 32MB and 64MB variants of the 600-800 series AM5 motherboards support Zen 6. https://t.co/CAGDD392Z9
— HXL (@9550pro) October 10, 2025
ASUSの資料では64MB BIOSが強調されていたことから、Zen 6への対応には64MBのBIOS容量を備える必要がある可能性も指摘されていました。
しかし、リーカーのHXL氏によると、BIOS容量が32MBでも600シリーズや800シリーズマザーボードはZen 6をサポートすることを明らかにしています。
そのため、800シリーズマザーボードを使っているユーザーはともかく、ソケットAM5登場と同時に発売された600シリーズマザーボードでもZen 6を使える可能性がかなり高くなっています。
コメント