Nintendo Switch 2が30%超の減産。年末商戦でPS5に100万台差など販売失速

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Nintendo Switch 2は発売時こそ想定を上回る販売状況でしたが、その後はソフト不足が目立ち、年末商戦では欧米市場を中心に苦戦が伝えられていました。どうやら販売の勢いが続いていないようで、2026年第1四半期以降の生産台数が大きく引き下げられることが明らかになっています。

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Nintendo Switch 2は歴代最速ペースで普及も米国市場で販売ペースが大きく落ち込む

Nintendo Switch 2は2025年6月の発売から4日間で350万台以上を販売し、歴代最速のスタートを記録しました。2025年12月末時点での累計出荷台数は1,737万台に達しており、初代Switchの同時期を大きく上回るペースで普及が進んでいます。

しかし、2025年のホリデーシーズンでは特に米国市場の販売が想定を下回りました。任天堂の古川俊太郎社長も2月の決算説明会で「海外は当社想定と比べるとやや弱めの水準での推移となりました」と認めています。こうした状況を受け、任天堂は生産計画の見直しに踏み切ったとBloombergが報じています。

今四半期600万→400万台に削減。4月以降も継続

Bloombergが関係者の話として報じたところによると、任天堂はSwitch 2の2026年1〜3月期の生産台数を当初計画の約600万台から約400万台に引き下げたとのことです。最大200万台規模の削減で、減産幅は30%超に達します。この減産ペースは4月以降も継続する見通しで、需要の回復が確認されるまで生産を抑える方針とされています。

減産の主因は消費者需要の減速であり、メモリ価格高騰などのコスト要因は今回の判断に直接影響していないと情報筋は述べています。米国のホリデーシーズンにおけるSwitch 2の販売台数は、初代Switchの2017年同時期と比較して約35%少なかったとの調査データもあり、450ドル(約6.7万円)という価格設定に加え、年末にかけてのソフトラインナップの薄さが要因として指摘されています。

なお、この報道はBloombergの望月崇記者によるもので、過去には同氏の報道を任天堂自身が公式に否定したケースもあるため、内容の正確性についてはなお留意が必要です。ただし、販売ペースの減速については古川社長が決算の場で認めており、減産自体は事実である可能性が高いといえそうです。

『ぽこ あ ポケモン』好調も増産は見送り。ソフトウェア不足が影響?

Switch 2を巡っては、初代Switchで販売の原動力となったファーストパーティーソフトの不足が指摘されています。そんな中、2026年3月5日に発売された『ぽこ あ ポケモン』は発売4日間で世界累計220万本(うち国内100万本)を売り上げ、Switch 2にとって待望の大型タイトルとなりました。

しかし、Bloombergによると任天堂は『ぽこ あ ポケモン』のヒットを受けてもSwitch 2の増産には慎重な姿勢を崩しておらず、同タイトルや今後発売されるソフトの販売持続力を見極めた上で判断する方針とのことです。

Switch 2向けのファーストパーティータイトルは現時点であまり発表されておらず、スーパーマリオやスプラトゥーン、スマブラなどハード販売に貢献できる定番タイトルが2026年内に登場するかは不明です。一方で、2026年秋にはPS5やXbox向けにGTA VIが控えており、強力な競合タイトルが登場する中でSwitch 2がソフト面でどこまで対抗できるかが問われる状況となっています。

コメント・考察

Switch 2の累計出荷台数は同時期の初代Switchを大幅に上回っており、ハードウェアとしての成功は揺るぎないものがあります。ただ、発売直後の爆発的な需要が落ち着いた後としては、非ホリデーシーズンの四半期に600万台という当初計画自体がやや強気だったという側面もありそうです。

ただ、懸念点もあります。2025年10〜12月期のグローバル出荷台数は、決算資料によるとソニーのPS5が810万台だった一方で、Switch 2は701万台と約100万台の差がついています。さらに2026年にはPS5向けにGTA VIというハードウェア販売をけん引する大型タイトルが控える一方、Switch 2にはそれに対抗できるタイトルがまだ明らかにされていません。

仮にこのソフトの薄さのまま年末商戦を迎えた場合、発売2年目のSwitch 2が発売6年目のPS5に販売面で大きく差をつけられる懸念が出てきます。そのため、今後のNintendo Direct等でマリオやゼルダ、スプラトゥーン、スマブラなど魅力的なファーストパーティータイトルが発表されるかどうかが、Switch 2の2026年後半の勢いを左右する最大の焦点になりそうです。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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