Nintendo Switch 2が欧米のクリスマス商戦で販売失速。米国35%減も日本は堅調

  • URLをコピーしました!

Nintendo Switch 2は発売4か月で全世界1000万台を超える大ヒットを記録しています。しかし、この勢いに若干の陰りが見えてきているようです。欧米地域ではクリスマス商戦期間中の販売台数が、2017年に発売された初代Switchと比較して大幅に減少していることが確認されています。

目次

発売後絶好調だったNintendo Switch 2だが勢いが急速に衰える?

Nintendo Switch 2は2025年6月の発売からわずか4日で全世界350万台を販売し、その後も発売4か月で1036万台以上を売り上げるなど好調な滑り出しを見せていました。

2025年11月には任天堂が2026年3月末までの販売予測を1900万台に上方修正しましたが、クリスマス商戦期における各地域での販売台数を見ると、米国や欧州を中心に先代のNintendo Switchに対して30%以上の販売台数減少が記録されているようです。

Nintendo Switchの初年度クリスマス商戦期の販売台数に対して米国、欧州では30%以上減

The Game Businessがまとめた11月〜12月期におけるNintendo Switch 2の販売台数は、初代Nintendo Switchの発売初年度の同期間比で、米国では35%減を記録しているとのことです。

この販売減速は米国に限らず欧州市場でも見られており、イギリスでは17%減、最も落ち込みが大きかったフランスでは30%以上の減少を記録しています。任天堂にとってフランスは欧州の中でも重要な市場とされており、この販売台数減少はかなり深刻な事態と見られています。

原因は経済情勢に加え大型タイトルの不足

Nintendo Switch 2は価格が500ドルと初代Nintendo Switchから大きく値上げされています。特にインフレが進行している米国ではゲーム機など娯楽品への支出が減少しており、実際に11月におけるゲームコンソールの販売台数は1995年以来の過去最低を記録していることが調査会社により明らかにされています。

また、Nintendo Switch 2固有の問題として大型タイトル不足が挙げられています。先代のNintendo Switchでは発売年の10月に「スーパーマリオ オデッセイ」が発売され、年末商戦の販売台数をけん引していました。一方、Nintendo Switch 2ではそのような大型のファーストパーティータイトルは発売されていません。加えて、重要なサードパーティータイトルも開発キットの納品遅れなどから発売本数がかなり少なかったことが指摘されています。

日本では好調。国内専用モデルやカービィが奏功

不調だった米欧とは対照的に、日本でのクリスマス商戦期の販売台数は好調だったようです。2025年最後の9週間でSwitch 2は132万台を販売し、2017年同期間の初代Switch(139万台)比で5.5%減にとどまっています。

年間ベースではNintendo Switch 2の国内販売台数は初代Nintendo Switchの初年度を11%上回っており、初代Switchより価格が大きく値上げされたことを踏まえると好調といえる結果になっています。

この好調の理由としては、日本では価格を抑えた日本語専用モデルの存在や、11月に「カービィのエアライダー」が登場するなど、国内ユーザーの嗜好に合ったタイトルの投入が功を奏した形です。

2026年の販売台数成否はタイトル次第?

2026年以降の販売についてはリリースされるタイトル次第となりますが、ファーストパーティーの完全新作タイトルは「マリオテニス フィーバー」「ヨッシーとフカシギの図鑑」などにとどまり、大型タイトルは不足しています。

サードパーティータイトルについても「ぽこ あ ポケモン」「The Duskbloods」など注目作はあるものの、2025年末のThe Game Awards 2025で発表された大型タイトルの多くはSwitch 2向けには発表されませんでした。こうしたソフトウェア不足が目立っている状況であり、2026年も好調な販売台数をキープするにはタイトルの拡充が必至といえそうです。

コメント・考察

Nintendo Switch 2は発売日に購入したものの、現状タイトル不足が否めない状況です。予算が限られている場合、Nintendo Switch 2よりPS5の方がさまざまなソフトを遊べると感じる人が多いのではないでしょうか。

特に、任天堂最大の強みであるファーストパーティータイトルの存在感が現状は発揮できていないといえます。販売台数をさらに伸ばすためには、マリオやどうぶつの森などカジュアルユーザーを含めて取り込める新作タイトルが必要です。これらが投入されない場合、Nintendo Switchより価格が高いこともあり、販売台数の伸びが急激に鈍化する可能性がありそうです。

そのため、今後任天堂が新しいタイトルを発表するのか、またサードパーティータイトルの動向にも注目が集まります。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 大型タイトル云々もありますが、個人的に気になるのは、結局Switchまでは故・岩田聡氏の遺産だということなんですよね。岩田氏亡き後、新体制になってからの構想に基づく新ハード・サービスの展開が見えない、と感じます。
    2の減速が単なるタイトルの問題であれば良いのですが・・・。

コメントする


目次