Lenovo Legion Go 2に搭載されるAMD GPUのドライバー更新が数ヶ月にわたり停滞しており、ユーザーの不満が高まっています。Lenovoのサポートは新ドライバーの開発中であると回答していますが、具体的な提供時期は示されていません。
Legion Go 2のGPUドライバーが数ヶ月更新されず。サポートの回答にも批判
Lenovo Legion Go 2は2025年に発売されたWindows搭載のゲーミングハンドヘルドPCですが、GPUドライバーの更新頻度を巡りユーザーから批判が出ています。現在配信されている最新のGPUドライバーは2025年12月に提供されたものですが、ドライバーのバージョン(32.0.21030ブランチ)は実質的に2025年9月末から10月初旬相当の内容で、半年近く実質的な進展がありません。
Reddit上ではこの問題についてLenovoサポートの回答が共有されていますが、新ドライバーは開発中としながらも提供時期やロードマップは一切示されていません。加えて、サポート担当者がドライバー更新にLenovo Vantageの使用を案内していますが、Lenovo自身のサポートページやユーザーガイドではLegion Spaceを更新手段として記載しており、自社のドキュメントと矛盾した案内となっています。
AMDがOEM任せにする構造がドライバー遅延の背景に

初代Legion Goでもドライバーの長期間にわたる未更新やサポート打ち切りの噂が繰り返し浮上しており、Lenovoが2029年までのサポート継続を改めて表明する場面がありました。しかし、そのサポート表明時にも更新頻度の低さは課題として指摘されていましたが、Legion Go 2でも早々に同じ状況が再現されています。
Ryzen Z1/Z2はいずれもAMDのノートPC向けAPUをベースとしているものの、各社がカスタマイズを施しているためAMD公式のAdrenalinドライバーのサポート対象外です。そのため、AMDはデバイス固有のドライバーについてはOEMから入手するよう案内しており、ドライバーの品質や更新頻度はOEM側の対応力に依存する構造となっています。
なお、LenovoはLinuxベースのSteamOSを搭載するLegion Go S Powered by SteamOSもラインナップしており、こちらであればWindowsハンドヘルド特有のドライバー問題は回避できます。
ドライバー更新頻度の改善は期待しづらい状況
Lenovoが2029年までの長期サポートを表明しても更新頻度が改善されていない以上、WindowsハンドヘルドPCのドライバーサポートは今後も同様のペースが続くと考えた方がよさそうです。
WindowsハンドヘルドPCの購入を検討しているのであれば、スペック表には載らないソフトウェアサポートの実態も判断材料に入れた方がよいでしょう。また、OEM側での更新が追いつかない場合、AMD公式のAdrenalinドライバーを強制インストールするという手段もあります。ただ、この方法はLegion Spaceなど周辺ソフトの動作保証はされませんが、Reddit上ではゲームなどは問題なく動作するという報告もあるため、もしドライバーの古さが気になる場合は選択肢として検討する価値はありそうです。



コメント