AppleがiPhone 17シリーズと共に投入した超薄型スマートフォン「iPhone Air」ですが、グローバル市場では販売が伸び悩んでいることが明らかになりました。投資会社の生産予測によると、当初計画に対して100万台程度引き下げられています。
iPhone 17シリーズは全体的に好調もiPhone Airのみ苦戦
みずほ証券の調査データによると、Appleは「iPhone Air」の販売不振を受けて、スマートフォン端末の2025年出荷台数予測を当初の2.46億台から7%減の2.29億台に下方修正しました。

一方で、iPhone 17やiPhone 17 Proなどは比較的堅調な販売状況を記録しています。特にiPhone 17(無印)モデルは、120Hzディスプレイの採用やカメラのスペックアップを背景に大きく躍進している状況です。
具体的な生産予測の変化を見ると、iPhone 17シリーズ全体では好調な販売を背景に、生産予測が8,800万台から9,400万台へ引き上げられています。しかし、内訳を見るとiPhone 17が200万台増、iPhone 17 Proが100万台増、iPhone 17 Pro Maxが400万台増となった一方で、iPhone Airは100万台減となっています。
薄い以外に売り文句が無い? サムスンも薄型スマートフォンを廃止へ
薄型スマートフォンについては、サムスンが先行してGalaxy S25 Edgeを発売したものの、当初の想定よりも売れていないことが明らかになりました。その結果、後継モデルのGalaxy S26 Edgeは開発中止になったことが報じられています。
iPhone Airも「薄い」以外には、価格が安い無印のiPhone 17より劣っている点が多いのが実情です。例えば、バッテリー持続時間の短さや、カメラがシングルカメラになったことなど、あまり魅力的とは言えない状況となっています。そのため、iPhone Airに関してもサムスンと同じく、後継機種が投入されるのか不透明な状況となるかもしれません。


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