IntelがWildcat Lakeを正式発表。2026年第二四半期に投入

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IntelはCES 2026にてPanther Lake世代のCore Ultra 300シリーズを正式発表しましたが、その後の記者向け説明会にてエントリーモデルとなるWildcat Lake世代のCore 300シリーズを2026年第2四半期に投入することを明らかにしました。

目次

エントリー向けとなるWildcat Lake CPU

CES 2026で目玉でもあったPanther Lake世代のCore Ultra 300シリーズは、高いCPUとグラフィックス性能、そしてIntel 18Aプロセスを採用する製品として注目度の高いモデルです。一方でハイエンドモデルが中心の構成となっているため、搭載されるノートPCもハイエンドモデルが中心になるとみられています。

そのため、下位モデルの展開にも期待が寄せられていましたが、Intelはこのエントリー向けにダイサイズの小型化を行いコストを下げた「Wildcat Lake」と呼ばれる別のCPUを投入することを正式発表しました。

2P+4LPEの合計6コア構成。Core Series 3として投入へ

Wildcat Lakeはエントリー向けとして投入されるため、コストダウンを意識した設計になっています。

特にタイル構成については、Panther LakeではCPUとGPU、I/O関係がそれぞれのタイルに分かれていましたが、Wildcat LakeではCPUとGPUを1つのタイルに統合し、合計2つのタイルに削減しています。さらに、すべてのタイルが小型化されています。

項目Wildcat LakePanther Lake (最小構成)
CPU2P+4LPE (合計6コア)4P+4LPE (合計8コア)
GPU (Xe3)2コア4コア
NPUNPU5NPU 5
PCIeレーンPCIe Gen 4 x6レーンPCIe Gen 5 x4レーン
PCIe Gen 4 x8レーン
Thunderbolt2ポート4ポート
メモリLPDDR5X-7467MT/s
DDR5-6400MT/s
LPDDR5X-7467MT/s
DDR5-6400MT/s

この小型化により、CPUのコア数は2P+4LPEの合計6コア、内蔵GPUはXe3を2コアに縮小されています。また、I/O関係をまとめたPlatform Controller TileもPCIe Gen 4を合計6レーンのみ搭載し、Thunderbolt 4も最大2ポートに削減されています。

なお、現時点で性能に関する詳細は明らかにされていませんが、強力なP-Coreを2コア搭載しているため、エントリー向けとして必要十分な性能を有していると考えられます。

このWildcat LakeはCore Series 3として2026年第2四半期に投入されるため、今後はエントリー向けノートPCやミニPCなどに積極的に採用されることが予想されます。

コメント・考察

Wildcat LakeはPanther Lakeと同じくIntel 18Aを採用したエントリー向け製品ということで、価格帯に敏感な消費者にも訴求できる製品です。なぜPanther Lakeと同時に発表されなかったのかは不明ですが、ひとまず正式発表され、2026年後半にはこれらを搭載した製品が登場することが期待されます。

特に価格面では、Wildcat LakeはIntel N100ほど安価にはならないものの、最廉価のArrow LakeやMeteor Lakeよりは安くなることが予想されています。そのため、最新CPUの価格高騰によりOEMがRaptor Lakeを積極的に採用していたといわれる状況を変えられる可能性があります。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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