Intel Nova Lakeの52コアモデルは電力制限解除で消費電力が700W超え

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リーク評価
総合評価: 72%
的中率: 的中率: 5
実現性: 実現性: 4
発売までの時期: 時期: 3
具体性: 具体性: 3
整合性: 整合性: 3
情報源: Kopite7kimi

Intelが2026年後半に投入を予定しているデスクトップ向け次世代CPU「Nova Lake-S」は、最大52コアのデュアルタイル構成の製品が用意されることが判明していますが、このデュアルタイル搭載の最上位モデル「Nova Lake-S」はフルロード時の消費電力が700Wを超えることがリークで明らかになりました。

目次

Intel Nova Lake 最上位モデルのフルロード時の消費電力が判明

Intelは2026年に次世代CPUとしてNova LakeをデスクトップからノートPC向けに投入予定で、デスクトップ向けに関しては最上位モデルに8P+16EのCompute Tileを2基搭載し、SoCダイに内包される4コアのLPE-Coreと合わせると合計52コア搭載する製品が投入されることが明らかになっています。

また、このCompute Tileには最大144MBの大容量キャッシュであるbig Last Level Cache (bLLC)を搭載する製品も投入されるなど、2021年に登場したAlder Lake以来の革新的な製品になると見られていますが、今回このNova Lakeの中で最上位モデルとして52コアを備える製品のフルロード時の消費電力が衝撃的な値に達することがリークで明らかになりました。

52コアのNova Lakeは電力制限解除で700W以上の消費電力に...

Kopite7kimi氏がX上で明らかにした情報によると、Compute Tileを2基搭載するNova Lake-Sの最上位モデルは、フルロード時に700Wを超える消費電力になるとのことです。ただ、この消費電力はPL2など定格値ではなく、電力制限をすべて解除した状態で到達する消費電力とのことで、定格運用では700Wに達することはないと見られています。

ただ、それでも定格のPL2は現行の250Wを大きく超えることは確実なようで、Intel関連のリーカーであるJaykihn氏は52コアモデルでのPL2値は400W以上に設定されていることを明らかにしており、コア数が大きく増える背反として、今までのデスクトップ向けCPUより消費電力が大幅に増える事を明らかにしています。

なお、この52コアを備える製品は非常に高い消費電力を持つものの、コンシューマー向けハイエンド製品というよりはどちらかというとXeonやRyzen Threadripperに近いHEDT製品として捉えるべきとも忠告しています。実際に、52コアというコア数は一般用途の場合オーバースペックといえるほか、価格もCompute Tileを1基搭載するメインストリーム向けモデルの2倍以上になることが予想されており、グラフィックカードでいうところのRTX 5090的なポジションの製品になるといえそうです。

メインストリーム向けモデルは現行同等の消費電力になる可能性大

この非常に高い消費電力を持つCPUは8P+16EのCompute Tileを2基搭載する製品であり、メインストリーム向けではCompute Tileを1基しか搭載しない製品が主流になると見られています。また、この700W超という消費電力はCompute Tileを2基搭載する最上位モデルでの値であり、Compute Tileを1基のみ搭載するメインストリーム向けモデルでは、恐らく現行のArrow Lake(8P+16E製品)に対して大きく変わらない消費電力に収まると見られています。

IHSはArrow Lakeと同等。52コアモデルでは水冷は必須?

Nova Lakeでは新たにLGA 1954ソケットに変更されますが、パッケージサイズ自体はArrow Lakeと同じで、IHSも現行同様に長方形型となり、CPUクーラーの互換性も維持されるようです。ただ、上位モデルでは消費電力が非常に大きくなることから、例えば52コアモデルを運用したい場合には360mmのラジエーターを備えたAIO水冷クーラーなどかなり強力なCPUクーラーが必要になるといえるほか、電源ユニット側も例えばGeForce RTX 5080やRTX 5090などハイエンド製品と組み合わせる場合には、1200Wを超えるような強力な電源ユニットまで必要になるといえそうです。

コメント・考察

IntelのNova Lakeで登場する52コアモデルはAMDのRyzen 9シリーズに対抗する製品というよりは、HEDT向けXeonやRyzen Threadripperをコンシューマー向けに近づけたような立ち位置の製品になるといえ、かつて存在したCore X、そしてターゲット層としてはGeForce RTX 5090を買うようなエンスージアスト向け製品を狙っているといえそうです。

また、特に最近では本格的なHEDT向けCPUであるXeonやRyzen Threadripperは価格が年々上がっており、コンシューマー向けの最上位モデルとHEDTの最廉価モデルの差が広がっている状況です。そのため、この52コアモデルをその間の位置に置くことで、AMDが取り切れていないユーザー層を取り込むことを狙っているのかもしれません。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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