グラボ（GPU）の価格推移、値下がり動向（グラフ毎日更新）

GPU全体：GPU総合指数は週間で+3.34%上昇し、106.59に到達しました（11/10起点では+6.59%）。在庫指数は75.6%から82.1%へ+6.5pt改善しているものの、週間では7日連続で価格上昇が続き、下落日はゼロでした。

NVIDIA製GPU：平均価格は週間+2.80%上昇しました。在庫指数は週間で+13.6ptです。ただし、ハイエンドモデルになるほど在庫は減り続けており、価格も上昇しています。これはDRAMの供給不足や、為替レートが円安に振れていることが原因と考えられます。

AMD製GPU：AMD製グラフィックカードは全価格帯で値段が上昇傾向にあります。特にAMD製品ではGDDR6のコスト高騰を反映するため、まもなく値上げが予定されているとも言われています。そのため、購入を迷っている方は早めに決断した方が良いかもしれません。

Intel製GPU：価格はあまり変動がありませんが、ここ最近は若干下がっている状態です。ただし、製品数が少ないため、1つの製品の動きで平均価格が大きく変わります。参考扱いとしてグラフを確認することをおすすめします。

価格動向に注意が必要な製品について

GeForce RTX 5090：在庫数は右肩下がりで回復の兆しがありません。また、平均価格も上昇しているため、注視が必要です。

GeForce RTX 5070：最安値、平均価格ともに上昇に転じている状態です。現在は8万円前半で購入できるほか、今後値段が下がる要素は見当たらないため、購入検討中の方は早めに買った方がいいかもしれません。

Radeon RX 9060 XT 16GB：ミドルレンジとして人気がありますが、価格動向を見ると最安値は変わっていないものの平均価格が大きく上がり始めています。まもなくGDDR6のコスト高騰を反映した値上げが予定されているとも言われているため、迷っている方は早めに購入した方がいい状態です。