GeForce RTX 6000シリーズの発売時期が2028年以降に延期か。メモリ不足やAI優先が影響

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NVIDIAは現行のGeForce RTX 5000シリーズ(Blackwell)の後継として、GeForce RTX 6000シリーズ(Rubin)を開発中です。当初は2027年の発売が予想されていましたが、メモリ不足や価格高騰の影響により、発売時期が2028年以降に延期される可能性が浮上しています。

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GeForce RTX 6000シリーズの発売は2028年以降に...

NVIDIAはこれまで、新アーキテクチャを採用したグラフィックスカードをおおむね2年ごとに投入してきました。RTX 2000シリーズ(Turing、2018年9月)、RTX 3000シリーズ(Ampere、2020年9月)、RTX 4000シリーズ(Ada Lovelace、2022年10月)、そして現行のRTX 5000シリーズ(Blackwell、2025年1月)と、比較的規則正しいサイクルが維持されてきた経緯があります。

そのため、次世代にあたるGeForce RTX 6000シリーズもこのサイクルに基づけば2027年に発売される可能性が高いと見られていました。実際に直近のリークでも、メモリ不足の影響を加味したうえで2027年秋頃の発売が予定されていることがリーカーにより明らかになっていました。しかし、メモリ不足や価格高騰の影響は当初の想定より深刻化しており、解消は2028年以降になるとも言われています。こうした状況を受け、NVIDIAがGeForce RTX 6000シリーズの発売時期を2028年以降に延期する可能性が高まっているようです。

メモリ不足や価格が落ち着くまでRTX 6000シリーズは発売せず

The Informationによると、NVIDIAのグラフィックスカード投入計画はメモリ不足や価格高騰を背景に後ろ倒しにされている状態とのことです。2026年に発売予定だったGeForce RTX 5000 SUPERシリーズは無期限延期となっており、この発売計画の変更に伴い、後発となるGeForce RTX 6000シリーズの発売時期も再考されているとされています。当初予定されていた2027年終わり頃の量産開始も延期される見通しです。

そのため、RTX 6000シリーズの量産は早くても2028年に入ってからとなる見込みです。仮に2028年初頭に量産が始まったとしても、春節などの時期と重なるため、実際の発売は2028年春頃にずれ込む可能性が高いと考えられます。RTX 6000シリーズが2028年上半期の発売となれば、RTX 5000シリーズが発売された2025年1月から約3年が経過することになり、新アーキテクチャ投入までのスパンとしては異例の長期化となります。

NVIDIA製GPUのAI需要も一因に?

GeForce RTX 6000シリーズの発売延期については、メモリ不足や価格高騰の影響でコンシューマ向けとしては非常に高価になることが主因と見られています。加えて、メモリ不足を背景に自作PCやBTOなどの需要低下も予想されるため、発売しても十分な販売数が見込めないという判断もあるようです。

それ以外にも、NVIDIAはAI向けグラフィックスカードの需要が供給を大幅に上回る状況が続いている一方で、その需要をカバーするだけのメモリが確保できていないとも言われています。そのため、NVIDIAとしてはまずAI向けグラフィックスカードへのメモリ供給を優先し、需要が落ち着いた段階でコンシューマ向けのGeForce RTX 6000シリーズを投入するという戦略が考慮された可能性がありそうです。

コメント・考察

GeForce RTX 6000シリーズについては、2027年下半期に発売されることが2026年1月頃のリークで明らかになっていましたが、メモリ不足や価格高騰は2028年頃まで続くことが予想されています。仮に今回のリークが事実だとすれば、NVIDIAはコンシューマ向けグラフィックスカードとして許容できる価格での販売は2027年中には難しく、2028年頃まで待つ必要があると判断したと言えそうです。

なお、このNVIDIAの動きを受けて気になるのがAMDのRDNA 5搭載グラフィックスカードです。AMDはここ最近、NVIDIAの新製品の性能や価格を見てから、コストパフォーマンスでNVIDIAを上回るよう調整して発売することが多くなっています。GeForce RTX 6000シリーズが2028年以降の発売となった場合、RDNA 5世代のグラフィックスカードの発売スケジュールもそのまま後ろ倒しになるのか、それともNVIDIAに先駆けて投入するのか。NVIDIAの動向とあわせて、AMDの戦略にも今後注目が集まりそうです。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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