NVIDIAのGeForce RTX 5000シリーズを巡っては、2025年末から2026年1月にかけて上位モデルのほとんどで在庫が消えていましたが、1月下旬ごろから在庫が復活し始めています。
GeForce RTX 5000シリーズの近況
GeForce RTX 5000シリーズは、メモリ不足や価格高騰の影響により2025年末ごろから世界的に供給量が大きく減少し、日本では2026年1月上旬ごろにはハイエンドモデルを中心に在庫がほとんどない状態でした。

また、海外ではNVIDIAが即座に否定したものの、こうした供給状況やAIBからの証言をもとに、RTX 5060 Ti 16GBやRTX 5070 Tiの生産が停止されたとまでいわれていました。しかし、ここに来て在庫状況に改善の兆しが見え始めています。
RTX 5090からRTX 5060 Ti 16GBまで在庫が戻る。ただし価格は高止まり
RTX 5090は2025年12月ごろから在庫がなくなっている状態で、一時は生産停止も噂されていました。しかし、2026年1月下旬ごろから在庫が徐々に戻り始め、現在では大手量販店の多くで即納在庫の取り扱いが復活しています。ただし、価格はメモリ価格高騰の影響を大きく受けているとみられ、2025年11月ごろまでは最安値が45万円前後でしたが、1月31日時点では589,800円と60万円に迫る水準にまで上昇しています。
GeForce RTX 5070 Tiは16GBのVRAMを搭載するハイエンドモデルとして人気を集めていましたが、NVIDIAが否定したにもかかわらず、海外では生産停止の噂が報じられていました。また、大容量のメモリを搭載しながらも価格がRTX 5080を下回ることから、出荷の優先順位が低く設定されていたともいわれています。在庫がほぼなかった1月中旬までとは一転し、1月下旬からは在庫が復活。現在では10モデルほどが即納在庫として販売されています。
ただし、こちらも価格は2025年11月ごろの13万円を切る水準から17万円にまで値上がりしており、高止まりの状況が続いています。
RTX 5060 Ti 16GBもRTX 5070 Tiと同様に、生産の一時停止が噂されたほか、出荷の優先順位がかなり低い製品となっていますが、同じく在庫が戻り始めています。ただし、こちらも価格はかなり上昇しており、最安値は89,800円です。あと1.5万円ほど追加すれば性能的に上位のRTX 5070も購入できる価格帯であるため、値上げによりコストパフォーマンスは相当悪化している状況です。
グラボは買えるようになったが、見送りが賢明?
GeForce RTX 5000シリーズは、最上位のRTX 5090からアッパーミドルレンジで人気のRTX 5060 Ti 16GBまで、品薄だったモデルの在庫が戻り始めています。購入のハードル自体は下がりつつありますが、価格は依然として高止まりしており、在庫があるからといって積極的な購入をおすすめできる状況ではありません。
今後の価格推移については不透明な状況です。NVIDIAはAIBに対して値上げを実施しているといわれており、直近で購入予定があるのであれば早めに動いたほうがよい場合もあります。一方で、メモリの供給も現在は逼迫して価格が高止まりしているものの、2026年後半から改善に向かう可能性も指摘されています。急ぎの購入理由がなければ、しばらく静観するというのも賢明な選択肢といえそうです。


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