NVIDIAは2026年2月27日にバイオハザード レクイエム向けに最適化されたGame Ready Driver 595.59を配信しましたが、多数の不具合報告によりすぐに配信停止となりました。その後、不具合を修正した595.71が新たに配信されましたが、今度はGeForce RTX 5000シリーズを中心に性能が下がることが判明しています。
GeForce 595.71ドライバーでRTX 5000シリーズに電圧制限が強制設定される
NVIDIAは2026年2月末にバイオハザード レクイエム発売に向けて同タイトルへの最適化を施したGeForceドライバー 595.59を配信しました。しかし、グラフィックスカードのファンが停止するなど致命的な不具合が相次いで報告されたことから、配信開始わずか数時間で配信停止となり、NVIDIAはドライバーのロールバックを推奨する事態となりました。

その後NVIDIAは不具合を修正したGeForceドライバー 595.71を3月2日から配信し、ファン停止の問題は解消されています。しかし、どうやらこのドライバーを適用するとGeForce RTX 5000シリーズを中心に電圧が制限され、性能に影響が出ることが明らかになっています。
グラフィックスカードの電圧が1V以下に制限されるように


YouTubeチャンネルのBang4BuckPC Gamerによると、GeForce RTX 5090 TUF OCで595.71ドライバーを適用すると電圧が1.0V以下に制限されるようになったとのことです。動作クロックも591.74では最大3.1 GHzで動いていたものが3.0 GHz以下に低下しています。これに伴い、Heaven benchmarkでの平均フレームレートも591.74の196.3FPSから595.71では183FPSとなり、約7%の低下が見られています。


実際に、著者が所有するGeForce RTX 5090(ZOTAC RTX 5090 Solid)を定格状態でFurmark 2を動かしてみたところ、591.74ドライバーでは電圧は1.02〜1.03Vで推移し、動作クロックは2.77 GHz近辺で動作していました。しかし、595.71へ更新後はBang4BuckPC Gamerと同じく電圧は1.0Vを上回らず、動作クロックも2.65 GHzへ低下しています。
不具合か仕様かは現時点では不明
NVIDIAがこの電圧制限を意図的に適用したのか、または不具合で電圧が上がらなくなっているのかは現時点では不明です。ただ、定格時で電圧や動作クロックが下がったことで一部タイトルではパフォーマンスに影響が出ることは必至で、この変更が意図したものなのか不具合なのか、NVIDIAから見解が出されるのか注目が集まります。
GeForce向けドライバーは595.59でファン停止という深刻な不具合が発生し、それを修正した595.71では今度は電圧制限による性能低下が報告されるなど、品質面で不安定な状況が続いています。これが意図的な変更なのか不具合なのかは現時点では不明ですが、性能が下がっている以上、何かしらの説明が必要と言えます。
ただ、性能が下がるのは事実と言えそうですので、もしバイオハザード レクイエムへの最適化などには興味がない場合は595.71ドライバーへのアップデートを見送ったり、アップデート済みの場合はロールバックしたほうがいいかもしれません。



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