この記事では、DDR5メモリの価格推移を容量別にグラフで確認できます。グラフは毎日自動更新されるため、常に最新の価格動向をチェック可能です。
DDR5メモリ 容量別の価格推移と動向(グラフ毎日更新)
この記事ではDDR5 16GBx2 (32GB)、32GBx2 (64GB)、64GBx2 (128GB)の集計開始日以降の価格変動および各容量の平均価格帯と最安値、製品数≒在庫数をまとめたページになっています。
今週のDDR5相場状況
メモリ全体
DDR5メモリの価格上昇が止まりません。12/11時点で約135だった総合指数は12/20には約154に達し、わずか10日間で約14%もの上昇を記録しました。11/10を起点とした場合、すでに約54%の値上がりとなっています。
特に目立ったのは12/12と12/18の動きで、それぞれ約6%、約3%の急騰が発生しています。DDR5全体の平均価格は約¥86,000から約¥100,000へ上昇し、ついに10万円の大台を突破しました。
価格が登録されている製品数は約245件から約200件へ減少しており、安価な製品から順次市場から姿を消している状況です。
16GBx2 (32GB)
最も流通量の多い32GB(16GBx2)セグメントでは、期間中約20%という全カテゴリ中最大の上昇率を記録しました。
平均価格は約¥70,000から約¥82,000へ約17%上昇しましたが、より深刻なのは最安値の動きです。12/11時点では約¥42,000だった最安値が12/20には約¥61,000まで跳ね上がり、約45%の値上がりとなりました。つい先月まで3万円台で購入できた製品が、今では6万円を出さないと手に入らない状況です。
価格登録件数も約130件から約105件へ減少しています。安価な製品が売り切れて市場から消え、残った高価格帯の製品で平均が押し上げられているという構図が見て取れます。
32GBx2 (64GB)
64GB(32GBx2)セグメントは期間中約23%と、32GBを上回る上昇率となりました。12/12には単日で約9%という今期間中最大の急騰が発生しています。
平均価格は約¥133,000から約¥155,000へ上昇し、最安値も約¥73,000から約¥107,000へ約47%値上がりしました。64GBの最安値が10万円を超えたのは、ここ数カ月で初めてのことです。
価格登録件数は約78件から約64件へ減少しており、32GBセグメントと同様に供給が逼迫しています。
ただし、GB単価で見ると64GBは約¥2,400で、32GBの約¥2,550より約5%安価です。大容量を必要とするユーザーにとっては、32GBを2セット買うより64GBを選んだほうがコストパフォーマンスは良い状況が続いています。
64GBx2 (128GB)
128GB(64GBx2)セグメントは期間中約7%と、他カテゴリに比べて上昇幅は控えめでした。平均価格は約¥258,000から約¥282,000へ微増、最安値は約¥240,000から約¥279,000へ上昇しています。
ただし、このセグメントは価格が登録されている製品数が6〜7件程度と非常に少なく、個別製品の価格改定が指数全体に大きく影響します。12/16以降は価格が横ばいで推移しており、新たな入荷や価格改定がなかったものと見られます。
GB単価は約¥2,200と全カテゴリ中最安ですが、初期投資額が約28万円と高額なため、購入できるユーザーは限られます。
年末年始に向けてさらなる値上がりの可能性も
今回の分析期間では、12/12と12/18を中心に断続的な急騰が発生しました。DRAM価格の高騰が続く中、年末年始の需要期を迎えることで、さらなる値上がりが予想されます。
特に32GBセグメントでは最安値が6万円台に突入しており、「とりあえず安いものを」という選択肢がほぼなくなりつつあります。購入を検討している場合は、現時点の価格でも早めに動いたほうが後悔は少なそうです。
過去の相場動向
メモリ全体: DDR5総合指数は週間+15.48%と先週(+3.89%)から大幅に加速し、135.37に到達しました(11/10起点では+35%)。特に12/6に+7.65%の急騰が発生しています。在庫率は39.9%→46.9%へ7pt回復しましたが、最安値は17,800円→32,200円(+80.9%)と急騰し、エントリー価格帯が消失しました。安価な製品が市場から消えた後、高価格帯の製品が再入荷したため在庫率が回復したと見られます。
16GBx2 (32GB): 週間+13.69%と先週(+2.28%)から急加速しました。平均価格は49,769円→69,698円(+40.0%)、最安値も28,380円→41,640円(+46.7%)と大幅に上昇しています。在庫率は39.4%→50.0%へ回復したものの、価格水準は1週間で約2万円上昇という異常事態となっています。
32GBx2 (64GB): 週間+2.20%と先週(+17.38%)から落ち着きを見せています。ただし平均価格は97,994円→132,706円(+35.4%)と依然として上昇しています。GB単価は¥2,074と32GBの¥2,178より4.8%安価で、引き続きコスパ優位を維持しています。
64GBx2 (128GB): 週間で平均価格は+6.9%と比較的安定していますが、最安値は173,800円→239,580円(+37.8%)と急騰しました。在庫率は82.4%→58.8%へ23.6pt低下し、製品数が10→7件に減少しており、市場からの退出が加速しています。
メモリ全体: DDR5総合指数は週間+3.89%上昇し116.04に到達(11/10起点では+16%)。12/2に価格データ数が22%減少(301→234件)、在庫率も57.7%→44.9%へ急落する異変が発生。在庫率と価格の相関係数は-0.814と強い負の相関を示し、供給制約が価格を押し上げる構図が鮮明。
16GBx2 (32GB): 週間+2.28%と比較的安定。ただし最安値は週間で27,680円→29,180円(+5.4%)と上昇継続。11/10比では16,245円から+79.6%も上昇しており、エントリー価格帯の崩壊が進行中。在庫率は週間で61.7%→39.7%へ22pt低下。
32GBx2 (64GB): 週間+17.38%と最大の変動幅。12/2単日で+13.48%の異常急騰を記録。GB単価は¥1,424と32GBの¥1,523より6.5%安価という逆転現象が発生しており、現時点で最もコスパが高い容量帯。
64GBx2 (128GB): 週間で平均価格が18.3万円→24万円へ+30.9%急騰。12/2に+26.7%の単日上昇。製品数が少なく(17製品)、個別価格改定が指数に大きく影響する特性がある。
※データの見方について: 指数値と平均価格が逆方向に動く場合や、最安値が下落しても下位平均が上昇する場合があります。これは安価な製品から売り切れて市場から消失するため、残存製品で計算し、平均値が押し上げられることが原因です。
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