ASRockはCES 2026でIntel Raptor Lakeなどが対応するLGA 1700ソケットのH610マザーボードでDDR4とDDR5の両方に対応するマザーボード「H610M COMBO」を発表しましたが、メモリ価格高騰を受けてさらにその第二弾となる「H610M COMBO II」を発表しました。
ASRockの変態マザー第二弾は「H610M COMBO II」でよりエントリー向けに仕様変更
DDR5メモリの価格高騰が深刻化する中、ASRockは2026年1月のCES 2026でDDR4とDDR5の両方のDIMMスロットを備える「H610M COMBO」を発表していました。

ただ、このマザーボードではDDR4とDDR5をそれぞれ2スロットずつ備えた製品でしたが、今回CES 2026で発表された「H610M COMBO」に対してより仕様とコストを抑え、よりエントリー向けに変更した「H610M COMBO II」を発表しました。
DDR5×2スロットとDDR4×1スロットの計3スロット構成。同時使用は不可
H610M COMBO IIのDIMMスロット構成は、DDR5スロットが2本、DDR4スロットが1本の合計3本です。ただし、DDR4とDDR5を同時に装着して使用することはできず、どちらか一方のメモリ規格のみを使用する仕様となっています。
DDR5を選択した場合は2スロットで最大容量やデュアルチャネル構成が可能ですが、DDR4を選択する場合はスロットが1本しかないためシングルチャネル動作となります。そのため、DDR4を使う場合はできるだけ大容量のモジュール(16GBまたは32GB)を選ぶ必要があります。
このほかの仕様としては、M.2スロット(PCIe Gen 3.0)を1基、PCIe 5.0 x16スロットを1基、PCIe 3.0 x1スロットを1基備えています。SATAポートは4基で、リアI/OにはUSB Type-Cは搭載されていません。Wi-Fiも非搭載ですが、1GbE LANポートを備えています。
メモリ価格高騰かで手持ちのDDR4を使う場合の選択肢として最適に


H610M COMBO IIのDIMMスロット構成は、DDR5スロットが2本、DDR4スロットが1本の合計3本です。ただし、DDR4とDDR5を同時に装着して使用することはできず、どちらか一方のメモリ規格のみを使用する仕様となっています。
DDR5を選択した場合は2スロットで最大容量やデュアルチャネル構成が可能ですが、DDR4を選択する場合はスロットが1本しかないためシングルチャネル動作となります。そのため、DDR4を使う場合はできるだけ大容量のモジュール(16GBまたは32GB)を選ぶ必要があります。
このほかの仕様としては、M.2スロット(PCIe Gen 3.0)を1基、PCIe 5.0 x16スロットを1基、PCIe 3.0 x1スロットを1基備えています。SATAポートは4基で、リアI/OにはUSB Type-Cは搭載されていません。Wi-Fiも非搭載ですが、1GbE LANポートを備えています。
| 項目 | H610M COMBO II | H610M COMBO |
|---|---|---|
| フォームファクター | Micro-ATX | |
| 対応ソケット | LGA1700(第12~14世代Intel CPU) | |
| DDR5スロット | 2本 最大96GB / 4800 MT/s | 4本 最大96GB / 4800 MT/s |
| DDR4スロット | 1本 最大32GB / 3800 MT/s | 2本 最大64GB / 3800 MT/s |
| PCIeスロット | x16 Gen 5.0 ×1 x1 Gen 3.0 ×1 | x16 Gen 4.0×1 x16 x1動作 Gen 3.0×2 PCIスロット ×1 |
| M.2スロット | 1本(Gen 3.0対応) | 1本(Gen 3.0対応) |
| SATAポート | 4本 | 4本 |
なお、CES 2026で発表された「H610M COMBO」に対して、今回のH610M COMBO IIは下位モデルという位置づけです。上述のメモリスロットの数が減らされているほか、PCIeスロットもx16が1本とx1が1本に削減されています。
ただ、その一方で、PCIe x16スロットがPCIe Gen 5に対応しているほか、電力供給もH610M COMBOの3+1フェーズから6+1+1フェーズへ大幅に強化されています。そのため、エントリー向けといいつつも、ゲーミングPCなどコンシューマー向けに最適化された仕様に変更されているといえそうです。
日本での発売は不明
なお、今回発表された「H610M COMBO II」についてはASRockのグローバルページに掲載されているものの、日本を含む各国の公式サイトにはまだ掲載されていません。また、CES 2026で正式発表されている「H610M COMBO」はベトナム以外の公式サイトではラインアップされていないなど、地域が限定されていることを踏まえると日本で販売される可能性は現状ではあまり高くないといえそうです。
DDR4とDDR5の両方に対応するコンシューマー向けマザーボードはこのH610M COMBO IIで2枚目となります。初代H610M COMBOと比べてPCIe Gen 5対応スロットや電力供給が改善されるなど、コンシューマー向けに最適化された製品です。
メモリ価格が高騰している現状で手持ちのDDR4が活用できるという点は大きく、このような製品の販売地域が拡大されれば、コンシューマー向けのみならず部品調達の遅れが損失に直結するBTO向けやオフィス向けでも一定の需要はあるといえそうです。
ただ、日本での販売に関しては自作PC人口が少ないことからこのような製品は話題には挙がるものの売れるかは別問題といえそうで、実際に販売される可能性はあまり高くないのが実情といえそうです。



コメント