Appleが今年iPhone 17およびiPhone Airシリーズと同時に発表した新アクセサリー「クロスボディストラップ」について、発売から約1ヶ月が経過した現在も大幅な在庫不足が続いており、早期のヒット商品となっていることが明らかになりました。
首掛けストラップが発売1ヶ月経過も多くのカラーが1カ月以上の配送待ちに
Appleのクロスボディストラップは、首から下げたり肩掛けしたりできるストラップで、iPhone 17シリーズ向けに発売されている純正ケースに装着する追加アクセサリとなっています。
この製品は日本ではストラップ単体で9,980円とかなり高価で、「信者の紐」などSNS上ではApple信者しか買わないのではないかと揶揄されていました。しかし、この首掛けストラップは、日本を含め世界各国で1ヶ月近い入荷待ちになるなど、高価な価格設定とは裏腹に人気製品になりつつあるようです。
人気の色の配送は1カ月以上先に。Apple Storeにはほとんど在庫なし
iPhone 17シリーズ向け「クロスボディストラップ」は全部で10色が用意されています。しかし、このうちパープルとタンは翌日配送となっていますが、その他の8色の多くは2週間以上先の出荷になっており、ライトブルー、ブルー、シエナ、オレンジでは早くても11月6日出荷と、1ヶ月以上の入荷待ちが発生しています。
また、Apple Store店頭にも在庫はほとんどなく、あってもパープルやタンなど翌日配送が可能な色のみ取り揃えられているなど、予想以上に人気のようです。
なお、海外でも同様の状況が見られており、ほぼすべての色が11月上旬以降の出荷になるなど、全世界的にこの首掛けストラップは人気のようです。
スリ対策と利便性向上でストラップ需要が拡大?
この首掛けストラップは海外でも$59と比較的高価ですが、人気を集めている背景には、ヨーロッパやアメリカを中心にスマートフォンのスリや盗難が増加していることにあるようです。特に、主要都市では例えば電車の入り口付近で使っているとドアの閉じるタイミングを狙って盗み取るなどのケースもあり、身体に固定できるストラップの需要が高まっています。
また、女性向けファッションにおいてポケットが小さいか存在しないデザインが多いほか、今までAppleがストラップを用意してこなかったことから、純正品を使いたいという需要も一定あるようです。
なお、Appleがこの首掛けストラップの需要をどれだけ予測していたのかは不明ですが、想像以上に人気であることは確実であるため、今後Appleが供給体制をどのように改善していくのか、またiPhone 18シリーズなど将来的には純正アクセサリーの拡充などが行われるのかなど、注目が集まります。
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