AMD Zen 6 Medusa HaloはLPDDR6対応で帯域幅460 GB/sへ。現行Strix Haloの1.8倍に

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リーク評価
総合評価: 56%
的中率: 的中率: 4
実現性: 実現性: 4
発売までの時期: 時期: 2
具体性: 具体性: 2
整合性: 整合性: 2
情報源: Olrak29_

AMDは2025年のCESでRyzen AI MAXシリーズに新モデルを追加したほか、初代Strix Haloのリフレッシュ版となるGorgon Halo(Ryzen AI MAX 400)の投入も計画しており、ハイエンドAPU市場での存在感を着実に強めています。そんなRyzen AI MAXシリーズですが、2027〜2028年に登場が見込まれる次世代のMedusa Halo(Ryzen AI MAX 500)がLPDDR6メモリに対応する見通しであることがリークで明らかになりました。

目次

Medusa HaloはLPDDR6対応で帯域幅が大幅に向上か

Ryzen AI MAXシリーズを巡っては、現行のStrix Halo(Ryzen AI MAX 300)がZen 5 CPUコアとRDNA 3.5 GPUコアを搭載し、最大8000 MT/sのLPDDR5Xメモリに対応することで256 GB/sの帯域幅を実現しています。近く投入されるリフレッシュ版のGorgon Haloではメモリ速度が8533 MT/sに引き上げられる予定ですが、メモリ規格自体はLPDDR5Xのままです。

しかし、真の後継となるMedusa Haloではメモリ規格そのものが刷新されるようです。

LPDDR6対応で帯域幅は約460 GB/sに到達。現行の1.8倍に拡大

リーカーのGray氏(@Olrak29_)がMedusa HaloについてLPDDR6対応を示唆する投稿を行っています。JEDECの公式仕様によると、LPDDR6メモリは24ビット幅のチャネルで14,400 MT/sの速度を実現し、モジュールあたり38.4 GB/sの帯域幅を提供します。

Medusa Haloが現行Strix Haloと同じ256ビットのバス幅を維持した場合、帯域幅は約460 GB/sに達する計算となり、現行の256 GB/sから約80%の向上が見込まれます。この帯域幅の大幅拡大は、チップセット内蔵GPUの性能向上に直結するため、AI処理やグラフィックス性能の大きな底上げが期待されます。

なお、現時点でノートPC向けLPDDRメモリの最速構成はIntelのPanther Lake(12Xe3)が対応する最大9600 MT/sのLPDDR5Xであり、Medusa HaloのLPDDR6対応はこれを大幅に上回ることになります。

Medusa Haloの全体像:Zen 6+RDNA 5で2027〜2028年に登場予定

Medusa Haloは新世代のZen 6 CPUコアとRDNA 5 GPUコアを搭載する見込みで、最大24コアのCPU構成が噂されています。GPUコアについてはStrix Haloと同等以上の規模が予想されていますが、具体的なCU数などは現時点では不明です。

また、Medusaプラットフォーム全体では、エントリー向けSoCにはRDNA 3.5のiGPUが搭載される一方、上位のHaloモデルにはRDNA 5のiGPUが採用されるという棲み分けが行われるとされています。登場時期は2027〜2028年が見込まれており、まだかなり先の話ではあるものの、AMDがハイエンドAPU分野でのロードマップを着実に進めていることがうかがえます。

コメント・考察

Ryzen AI MAX(Strix Halo)はそもそもノートPC向けAPUとしては異例の256ビットメモリバスを備えており、ディスクリートGPU並みの帯域幅を内蔵GPUに提供するという点で他に類を見ない製品です。ここにLPDDR6が加わることで帯域幅が460 GB/sに達すれば、NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop(192ビットGDDR6、288 GB/s)を大きく上回る水準となり、内蔵GPUでありながらミドルクラスのディスクリートGPUに迫るメモリ帯域を確保できることになります。

これにより、AI推論やローカルLLMの実行においても大幅な性能向上が期待できるほか、ゲーミング用途においてもGeForce RTX 5060などミドルレンジ向けグラフィックスカードを上回る性能が期待できます。

ただし、Medusa Haloの投入時期は2027年中盤から後半になると言われているほか、LPDDR6メモリは規格策定が行われているものの、メモリ価格高騰に伴い量産が計画通り進むかは不透明です。また、仮に量産化されてもコンシューマー向けに投入できる価格帯で販売できるかは不確定要素が多くなっています。そのため、Medusa HaloがLPDDR6に対応しても、実際にこのメモリを搭載したノートPCなどが市販投入されるかは未知数と言えます。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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