内蔵128GBなのに「1.1TB」表記。AmazonのノートPCで紛らわしいストレージ記載が拡大中

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ノートPC購入時にストレージ容量の大きさは1つの検討要素となりますが、ここ最近になりクラウドストレージの容量もストレージ容量に含める紛らわしい表記をしたノートPCが海外や日本のAmazonで販売されていることが明らかになっています。

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クラウドストレージを合算した紛らわしいストレージ表記が拡大中

ノートPCの商品説明に記載されているストレージ容量は「本体内蔵」と考えるユーザーがほとんどですが、海外モデルのノートPCを中心にクラウドストレージの容量を合算して大容量であるかのように見せかける表記が増えてきています。具体的には、商品タイトルに「1.1TB ストレージ」と記載しつつ、実際の内蔵ストレージは128GBのSSDで、残りの1TBはMicrosoft 365に付属するOneDriveのクラウドストレージという構成です。

こうした表記はHPやLenovoなどのメーカーが公式に行っているものではなく、主にマーケットプレイス出品者によるもので、購入時には注意が必要です。

詐欺的ストレージは主にマーケットプレイス出品で拡大中

マーケットプレイス出品者がこのような表記を行う背景としては、在庫品を早く売り切ることを意図して、付属する1年間のMicrosoft 365契約に含まれるOneDriveの容量をストレージ容量として拡大解釈して掲載しているものと見られています。64GBのeMMCに対して1TBのOneDriveを合わせて「1.1TBストレージ」と記載している事例もあるなど、誤認を招く記載方法となっており、ノートPC購入時にはメーカーやAmazon公式、または大手企業など信頼できる出品者であるかどうかを確認することが推奨されます。

OneDriveストレージの実用性は低く、継続利用には追加コストも

このような製品に付属しているOneDriveクラウドストレージは高速なインターネット回線が必要になるほか、内蔵ストレージが64GBや128GBと少ない場合、大容量ファイルはその都度アップロードやダウンロードが必要になるため、実用性は低いものとなっています。

また、付属のMicrosoft 365は利用開始から1年が期限となっており、1TBストレージの利用を継続する場合は年間で21,300円、月払いで2,130円が必要です。支払いを行わない場合はストレージに保存されたデータが一定期間経過後に削除されることになります。

コメント・考察

本体の内蔵SSDが128GBしかないノートPCの場合、Windows 11のOS自体で30GB程度を消費するため、ユーザーが実際に使えるストレージ容量は80GB程度となります。アプリケーションのインストールやWindows Updateなどを行えばその容量はさらに減るため、実質的にほぼ使えないPCといえます。

今後、ストレージ価格高騰などでストレージ容量を減らすPCが増えてくるほか、多くのPCにはMicrosoft 365が1年間付属されているため、悪意のあるサードパーティー出品者がOneDriveのストレージ容量をPC本体のストレージ容量と誤認させる記載はさらに増えてくることが予想されます。ノートPCを購入する際にはストレージ容量の内訳を確認することが重要になるほか、Amazon側でもこのような記載を拒絶する取り組みが求められます。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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