Intel Arrow Lake Refresh「Core Ultra 200S Plus」は価格据え置きか、欧州小売店に掲載

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Intelは2026年前半に現行のデスクトップ向けCPU「Arrow Lake」のリフレッシュ版にあたるArrow Lake Refreshを「Core Ultra 200S Plus」シリーズとして投入予定ですが、まもなく発売されるのか欧州の小売店で価格情報が掲載され始めたようです。

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Arrow Lake Refresh (Core Ultra 200S Plus)は性能向上でも価格据え置き

IntelのArrow Lake Refresh (Core Ultra 200S Plus)は2024年10月に発売されたArrow Lake-S (Core Ultra 200Sシリーズ)のリフレッシュ版にあたり、主にEコアの増強とクロック向上が図られたモデルです。このCPUは当初、2026年初頭に開催されるCES 2026で正式発表が予想されていましたが、現時点でも発表されておらず発売時期や価格などが不明でした。しかし、欧州の小売店にて同モデルが価格付きで掲載されており、まもなく発売される可能性が高まっています。

Core Ultra 200S Plusの価格はほぼ据え置き。KFモデルも登場?

モデルdataSPOT価格現行モデル現行MSRP価格差
Core Ultra 7 270K Plus約394ドルCore Ultra 7 265K394〜404ドルほぼ同等
Core Ultra 5 250K Plus約262ドルCore Ultra 5 245K309〜319ドル同価格
Core Ultra 5 250KF Plus約243ドルCore Ultra 5 245KF294〜304ドル同価格

ルーマニアの小売店dataSPOTにCore Ultra 200S Plusとして登場する3製品が掲載されていることをmomomo_us氏が発見しています。ラインアップとしてはCore Ultra 7 270K Plus、Core Ultra 5 250K Plus、Core Ultra 5 250KF Plusとなっており、最上位モデルのCore Ultra 9 290K Plusは掲載されていません。

価格はCore Ultra 7 270K PlusがCore Ultra 7 265Kに対してわずか3%程度の値上げに留まっているほか、Core Ultra 5 250K PlusおよびCore Ultra 5 250KF Plusについては現行モデルと全く同じ価格で掲載されており、現行モデルは値下げされCore Ultra 200S Plusに価格据え置きでアップグレードされるという計画の可能性が高まっています。

CPU価格
★Core Ultra 9 290K Plus115,800円(予想)
Core Ultra 9 285K115,800円
★Core Ultra 7 270K Plus78,800円(予想)
Core Ultra 7 265K78,800円
★Core Ultra 5 250K Plus59,800円(予想)
Core Ultra 5 245K59,800円

日本での販売価格は為替相場にも大きく影響されますが、現在の為替相場はArrow Lake発売時と大きく変わっておらず、仮にCore Ultra 200S Plusの価格が据え置きの場合は上記の通り、Core Ultra 9 290K PlusからCore Ultra 5 250KF Plusまで価格はArrow Lakeと同等レベルに設定されると考えられます。

Core Ultra 200S Plusはゲーミング性能は高めに?

Core Ultra 200S Plusはアーキテクチャーなど基本的なスペックは2024年に発売されたCore Ultra 200Sと全く同じになっています。しかし、Core Ultra 200Sで弱点とされていたRing BusやD2D(Die-to-Die接続)などのuncore部分の動作クロックが引き上げられると言われています。また、これらの改良により特に弱点として致命的だったゲーミング性能はCore Ultra 200Sから10%〜30%向上すると言われており、Ryzen 7 9850X3DなどAMDに対して大きく劣っていたゲーミング性能での差を詰めることが期待されています。

ただし、メモリ価格高騰によりゲーミングPCなどゲーミング性能に主眼を置いたCPUが売れる環境ではないため、仮に発売されても好調な売れ行きは期待できず、製品の出来が良くても登場タイミングがかなり悪い製品となってしまいそうです。

コメント・考察

Core Ultra 200Sは発売当初、ゲーミング性能で先代のRaptor Lake Refreshや競合のAMD Ryzen 7 9800X3Dに対して劣る結果となり、評価は芳しくありませんでした。そのため、その弱点を大きく改善しつつも価格を据え置いたCore Ultra 200S Plusは、市場環境を抜きに考えればかなり高い評価が得られそうな製品になっています。

ただ、上述の通りメモリ価格高騰によってゲーミングPCなどの販売台数は大きく落ち込んでいるほか、Core Ultra 200S Plus登場から1年以内にアーキテクチャーを完全刷新し、コア数が最大52コア、そしてマザーボードのソケットも変わるNova Lakeが計画されているため、発売後の評価が良くても販売にはあまり繋がらない不遇なCPUになりそうな気配があります。

ソース
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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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