MicrosoftがWindows 11の品質低下認める。エンジニア集中投入で改善へ

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MicrosoftのWindows 11を巡っては、品質や信頼性に関する問題が度々報告されています。こうした状況を受け、同社はWindows 11の品質低下を認め、エンジニアを集中配置してパフォーマンスや信頼性の改善に緊急対応する方針を明らかにしました。

目次

MicrosoftがWindows 11の品質低下を認める

Windows 11は2021年に登場しましたが、先代のWindows 10と比較してユーザビリティを軽視する傾向が指摘されています。具体的には、Microsoft 365やOneDriveといったサブスクリプションサービスへの誘導、Copilot+などMicrosoftが推進する新機能の広告表示などが挙げられます。

品質面でも課題を抱えており、大型アップデートに加え月例アップデートでもBSoD(ブルースクリーン)やPCが起動できなくなるといった深刻な不具合が発生しています。

実際に、2026年最初のWindows 11アップデートでも、シャットダウンの不具合やOneDrive・Dropboxのクラッシュ問題、PCが起動できなくなるなど致命的なトラブルが相次いで報告されました。こうした状況を受け、Microsoftは品質が低下していることを認め、今後改善に注力する姿勢を示しています。

Microsoftが公式に品質改善に注力することを表明

熱心なユーザーやWindows Insiderのコミュニティから寄せられるフィードバックは明確なものでした。私たちはWindowsを、人々にとって真に意味のある形で改善していく必要があります。今年は、ユーザーの皆様から繰り返し指摘されているペインポイント(不満点)への対応に注力してまいります。具体的には、システムパフォーマンス、信頼性、そしてWindowsの総合的な使用体験の改善です

Microsoft Pavan Davuluri -via Verge

MicrosoftはThe Vergeの取材に対し、現在のWindows 11には多くの不満点が寄せられていることを認めました。2026年はユーザーから指摘されている課題、具体的にはシステム全体のパフォーマンスや信頼性の改善に注力するとしています。

このような声明はコミュニティからの批判をかわす目的で出されるケースもあります。しかし、The Vergeが関係筋から入手した情報によると、Microsoftでは実際に「Swarming」と呼ばれる手法でエンジニアをWindows 11の品質改善に集中的に割り当てているとのことです。近いうちに具体的な改善が見られることに期待が集まります。

品質以外にも課題は山積

品質面の改善はエンジニアの集中投入により一定の成果が期待できます。しかし、Microsoftの戦略に起因するユーザー不満については、社内方針の転換も必要となるでしょう。

例えば、EdgeブラウザーやBing検索への強引な誘導、OneDriveやXbox Game Passのサブスクリプション契約を促す広告、さまざまなアプリへのCopilot機能追加などは、エンジニアの品質改善だけでは解決できない問題です。Microsoftがユーザーの信頼を回復するには、こうした戦略面の見直しも避けられないでしょう。

ただし、特にCopilotなどAI関連の戦略はCEOが積極的に推進している背景があります。また、最近の決算ではクラウドサービス事業が市場予想を下回る結果となっており、品質改善を進めつつ、ユーザーが求めていないAI機能の押し付けや過度な宣伝を見直す余裕があるのかは不透明です。

コメント・考察

Windows 11を巡っては、2024年終盤に配信されたWindows 11 24H2以降、品質面のトラブルが多発しています。月例アップデートではBSoDやPCの起動不具合、BitLockerが意図せず発動するなど、致命的な問題も含めて頻発している状況です。

この背景には、プログラミングにAIを活用していることが影響しているという指摘もありますが、真偽は定かではありません。いずれにせよ、Microsoftとしても無視できないレベルと判断したことで、今後は品質が向上していく可能性があります。

一方で、AI機能などMicrosoftが注力している分野については、ユーザーの意向に関わらず強引に推進される状況が続く可能性も否定できません。ユーザビリティ全体の改善にまで踏み込めるのか、今後の動向が注目されます。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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