Intelは2024年にデスクトップ向けとして発売したArrow Lake世代のCore Ultra 200Sシリーズについて、そのリフレッシュ版にあたるArrow Lake Refresh世代のCore Ultra 200S Plusをまもなく発売すると見られています。ただし、発売時期は遅ければ2026年4月頃になる見通しです。
Core Ultra 200S Plus (Arrow Lake Refresh)は2026年3月から4月中に発売へ
Intelは現行のArrow Lake世代Core Ultra 200Sシリーズに対し、課題として挙げられていたゲーミング性能の向上などを目指して動作クロックの引き上げや、一部製品ではE-Coreコア数の増加を施したArrow Lake Refresh世代となるCore Ultra 200S Plusを、2026年の早い段階で投入することがリーク情報などで明らかになっていました。

ただ、CES 2026では正式発表がなされなかったため、その発売時期が注目されていました。これについてリーカーの金猪升级包氏によると、同CPUは2026年3月から4月中に発売予定とのことです。
メモリ価格高騰でデスクトップ向けCPUは後回しに?
Intelは2026年1月、CES 2026で正式発表したノートPC向けのPanther Lakeに注力する予定で、これ以外の製品は投入されない見込みです。続く2月には、ワークステーション向けCPUであるGranite Rapids-WS世代のXeon 6を正式発表する予定となっています。
そして、2026年3月または4月にArrow Lake Refresh世代のCore Ultra 200S Plusが投入される流れになっています。
Arrow Lake Refreshは、Intelのデスクトップ向けCPUの競争力強化という観点から早期投入が求められていました。加えて、Arrow Lakeが対応するLGA 1851ソケットは、2026年後半に投入予定のNova LakeでLGA 1954へ変更される見込みです。このため、OEMやマザーボードメーカーなどからも早期投入の要望が上がっていた状況でした。
そのため、CES 2026やその近辺での発表および発売が予想されていました。しかし、直近のメモリ価格高騰による自作PC需要の低下に伴い、Intelは同CPUの投入を急ぐ必要がなくなったと判断した可能性があります。
ただ、こうなるとIntel Nova Lakeの発売が予想されている2026年末まで8〜9カ月しかない短命製品になります。Nova Lakeの発売時期に変更が入ったのかなど、別の懸念点にも注目する必要がありそうです。
Arrow Lake Refreshは2026年の早い段階で発売されることが予想されていましたが、2026年4月発売となるとNova Lake発売まであまり時間がありません。このタイミングでArrow Lake Refreshに買い替えるユーザーがどれほどいるのか、疑問の残る登場時期といえます。
特に価格も現時点では据え置きとなり、発売直後は高値での販売が予想されます。その後値下がりする頃にはNova Lake登場が意識されるなど、性能が良好でも売れそうなタイミングがあまりありません。販売面で成功を収めることはかなり難しそうな展開です。



コメント