Nintendo Switch 2向けのNintendo Switch Online + 追加パックで提供されているゲームキューブタイトルについて、最新のアップデートにより入力遅延が改善されたことが複数のユーザーから報告されています。特に「ゼルダの伝説 風のタクト」において、操作のレスポンスが大きく向上したとのことです。
Nintendo Switch 2のGameCubeエミュレーターで確認されていた入力遅延問題
Nintendo Switch 2のNintendo Switch Online + 追加パックでは、「ニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classics」という機能のもと、GameCubeの人気タイトルがプレイ可能となっています。しかし、「ゼルダの伝説 風のタクト」や「F-ZERO GX」などのタイトルでは、オリジナルのゲームキューブ版と比較して入力遅延が大きいことが問題視されていました。
この遅延はエミュレーション処理に起因するもので、特に画質向上のためのアップスケーリング処理も遅延を悪化させる要因となっていたと見られています。しかし、最近のアップデートによりこの遅延が大幅に解消されたようです。
2025年12月11日のアップデートを境に入力遅延が2フレーム程度短縮
Nintendo Switch Online + 追加パックのゲームキューブエミュレーションでは、2025年12月11日より新たに「ワリオワールド」の配信が開始されました。この配信を機に、Redditユーザーからは「ゼルダの伝説 風のタクト」において従来約6フレームあった入力遅延が、現在は4〜5フレーム程度に短縮されているとの報告が上がっています。
また、この入力遅延の改善は、特に精密な操作が要求される「F-ZERO GX」においても確認されています。ResetEraの掲示板では、アップデート前に比べて操作性が段違いに向上しており、より競技性のあるプレイが可能になったとの評価を得ているようです。
ただし、この遅延はまだオリジナルのゲームキューブやPC向けエミュレーターには及ばないとのことで、さらなる操作性向上が期待されています。



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