M6搭載のMacBook ProのベースモデルはOLEDを採用せず。大幅刷新は見送りの可能性も

Appleは2026年後半にM6チップを搭載するMacBook Proを発売予定で、2021年から採用されている筐体デザインを一新するほか、ディスプレイにOLEDを採用するのではないかと言われていました。しかし、新たな情報によると、少なくともMacBook Proのベースモデルにおいては、これらのアップデートが見送られる可能性が高いことが明らかになりました。

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2026年登場と噂されていたMacBook Proの刷新は上位モデルでのみ実施?

Appleは2026年にM6チップを搭載するMacBook Proを発売すると見られており、ディスプレイへのOLED採用や、2021年以来踏襲されてきた本体デザインの大幅刷新などが期待されていました。

しかし、新たに流出したリーク情報により、M6を搭載するMacBook Proの社内用開発ナンバーが明らかになりました。それによると、少なくとも14インチのMacBook Proに関しては、現行モデルとデザインやディスプレイ仕様などの大部分を共有する可能性が高いことが判明しました。

14inch MacBook Proは現行同等デザイン。16inch MacBook ProでのみOLEDや本体デザインを刷新?

リーカーのVadim Yuryev氏によると、MacBook Proに割り当てられている開発用のモデルナンバーを入手したとのことです。同氏によれば、M6を搭載する14インチのMacBook ProはJ804と呼ばれており、このナンバーは、まもなく発売されるM5搭載MacBook ProのJ704や、現行のM4搭載モデルに割り当てられているJ604を踏襲しています。

このことから、期待されていた本体デザインやOLED搭載などの大幅なアップグレードは行われず、2021年以来採用されてきたデザインが継続される可能性が高いようです。

一方、16インチMacBook Proに関しては、M4モデルがJ616、M5モデルがJ716であるのに対し、M6搭載モデルはK116という全く新しい開発用モデルナンバーが割り当てられているとのこと。このモデルでは、デザイン刷新やOLED搭載などが期待できるとしています。

OLED搭載版は2027年以降に遅れる可能性も

従来、MacBook Proの14インチと16インチモデルは同時に発売されていましたが、2025年に登場するM5搭載MacBook Proからは、14インチが先行投入されます。M5 ProやM5 Maxなど上位チップセットを搭載したモデルは、2026年春以降に発売されると言われています。

そのため、M6搭載のMacBook Proもベースモデルは2026年に登場するものの、本体デザイン刷新とOLEDを搭載する上位モデルは、2027年春ごろの発売になる可能性が高いようです。

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Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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