AMD Zen4 Ryzen 7000が4月中量産開始に促進。Zen4 EPYCの写真も登場。

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AMDでは2022年下半期中にZen4アーキテクチャーを搭載するRyzen 7000シリーズやEPYCなどを発売予定ですが、以前は5月までに量産開始と言う情報がありましたが、4月中に量産開始に促進がされ、Zen4アーキテクチャーを搭載するEPYCの写真も初めて出現しました。

目次

Zen4 Ryzen 7000シリーズの生産開始時期が促進

AMD 5nm Zen 4 Powered Ryzen 7000 ‘Raphael’ CPUs Rumored To Enter Mass Production This Month (wccftech.com)

AMDでは2022年1月に開催されたCES2022にてTSMC 5nmプロセスで製造が行われるZen4アーキテクチャーに関するティザーを実施、その際にZen4アーキテクチャーを搭載するRyzen 7000シリーズは最大5.0 GHzを超える事やソケットAM4からAM5へ刷新される事が発表され、発売に関しても2022年下半期中に行うと発表されました。

このZen4 Ryzen 7000シリーズについては5月末に台湾で開催されるCOMPUTEX 2022にて詳細や発売日などが発表されると見込まれており、4月1日時点では4月から5月初旬に量産が開始されるというリークがありましたが、どうやら4月中に生産開始でほぼ確定のようです。

デスクトップ向けRyzen 7000シリーズ『Raphael』が4月下旬に量産開始。

Greymon55氏は5月末に開催されるCOMPUTEX 2022にてAMDはZen4アーキテクチャーの詳細情報の他に、Zen4を搭載するRyzen 7000シリーズの発売日も含めて発表するという情報を出していますが、具体的な発売時期についてはあまりリークがありませんでした。ただ、Zen4 Ryzen 7000シリーズの量産開始に関する情報は持っているようで、2022年3月31日時点では4月から5月初旬に量産が開始されるというリークがありました。

AMD Zen4 Ryzen 7000シリーズは10月までに発売へ。量産開始は5月初旬までに。

しかし、4月9日にGreymon55氏がTwitterに掲載した情報によると、5月初旬まで量産開始が伸びる可能性はほとんど無く、4月下旬頃に量産が開始されるとの事です。

A little earlier than I expected.

— Greymon55 (@greymon55) April 9, 2022

量産開始から発売開始は過去のモデルではRyzen 5000シリーズが2020年7月量産開始、11月発売という事で4か月、Ryzen 7 5800X3Dが2021年11月量産開始で翌年4月に発売開始という事で量産開始から発売までは約4~5か月のリードタイムがあります。

この実績と同じくRyzen 7000シリーズが発売されるとなると、早くて8月下旬、遅くて9月末までに発売されると見られており、IntelのAlder Lake-S後継モデルであるRaptor Lake-Sとほぼ同時期に発売開始と言うタイミングになると見られています。

サーバー向けのZen4搭載モデル『EPYC Genoa』のダイ写真も出現

AMDでは2022年下半期中にコンシューマー向けにZen4アーキテクチャーを搭載するRyzen 7000シリーズを発売しますが、収益の柱でもあるサーバー、データセンター向けにZen4アーキテクチャーを搭載するEPYC Genoaの発売も近々行われる見込みになっていますが、このEPYC Genoaのモノと見られる写真がAMDのRyzenやEPYCなどを1つのCPUにパッケージングするTF AMDの採用案内に掲載されたようです。

TF AMD linkedin採用広告

写真はZen4アーキテクチャを搭載するEPYCであるEPYC Genoaのものと見られており、巨大なI/Oダイ1基とCCDが12基という構成になっており、AMDが2021年11月に発表した内容とも合致しています。

この写真を基にダイサイズが推察されていますが、CCDについては約72mm2、IODが397mm2ということでZen 3搭載のEPYC Milanに比べるとCCDは8mm2、IODは9mm2縮小しており、CCDを多く搭載するために各種ダイが小型化されているようです。

AMD Ryzen 7000シリーズについては発表時期も発売時期もイマイチ明確にはなっていないようですが、量産開始については少なくとも4月下旬に行われるということで、近いうちにサンプル品が出荷されベンチマークなどが出現するものと考えられます。

発売については早いと8月中、遅くとも9月ぐらいまでには発売されると見られていますが、依然としてロックダウンの影響による半導体不足やコンテナ不足が多発していますので、発売日が遅れたり、発売されても製品がほとんどないという状況にはならない事を祈りたいですね。

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