NVIDIAのGeForce RTX 4070は2023年4月発売予定。3月に発表する可能性

NVIDIAではGeForce RTX 4000シリーズのアッパーミドルレンジモデル、GeForce RTX 4070を2023年上半期に発表を予定していますが、今回このGeForce RTX 4070の発売日が2023年4月頃に行われるというリーク情報が出現しました。

GeForce RTX 4070は2023年4月から発売開始へ。発表は3月のGDCまたはGTCで行われる可能性。

NVIDIAでは2022年から発売を開始したGeForce RTX 4000シリーズについて最上位のRTX 4090から順次価格帯が低いモデルの展開を進めており2023年1月にはGeForce RTX 4070 Tiを発売しましたが、その次に発売が予定されているGeForce RTX 4070について、発売時期に関するリーク情報をVideocardzが独自に入手したようです。

NVIDIA GeForce RTX 4070 expected to launch in April - VideoCardz.com

Videocardzが入手したリークによると、発表時期であるProduct Announcementとレビュー解禁日であるAIC Press & Influencer Reviewsについては日程が未定ですが、発売日を示す『On-Shelf』については2023年4月と言う記載がNVIDIAが発行するGeForce RTX 4070の発売に向けた計画表に記載されています。

ただし、NVIDIAのこの手の計画表に関しては予定変更となる場合もあるものの2023年2月末にはRTX 4070が生産開始されている事や、既に外箱の画像がリークされるなど発売に向けた準備は着実に進んでおり2023年4月発売と言うのは現実的な予定と言えます。

なお、発表時期については現時点では未定とされていますが発売予定の4月より前にNVIDIAが発表できそうなタイミングとしては3月20日から開催される『Game Developers Conference(通称:GDC)』と同日にNVIDIAが独自に開催するイベント『GPU Technology Conference(通称:GTC)』の2つであり、3月20日ごろに発表した後、4月上旬から中旬にかけて発売と言うスケジューリングで進むことが考えられます。

NVIDIA GeForce RTX 4070の外箱出現。長さはRTX 4090並み、幅は小型化 

GeForce RTX 4070についてはRTX 4070 Tiと同じAD104 GPUを採用し、CUDAコアは前モデルのRTX 3070と同じ5888基、VRAMはGDDR6Xを12GB搭載し、バス幅は192-bit、帯域幅はRTX 4070 Tiと同じ504 GB/sに設定される予定で消費電力は200Wになる見込みでRTX 3080に近い性能が発揮されると考えられています。

NVIDIA GeForce RTX 4070のスペック情報出現。CUDA数はRTX 3070と同じに

このRTX 4070では合計3つのSKUが存在するようで、上位のRTX 4070 Tiでは存在していなかったFounders Editionも発売される見込みのようです。ちなみに、RTX 4070 Tiでは本来はRTX 4080 12GBでFounders Editionを用意していたようですが、急遽RTX 4070 Tiに名称が変更された事で金型などが間に合わず発売がされなかった背景があります。

リファレンスモデルではAD104-250とAD104-251の2つ存在しますが250に対して251では一部回路削減によるコスト低減を可能にしたモデルでユーザー側に影響のある違いはないものになっています。

 

GeForce RTX 4070については2023年4月頃発売と言われていますが、あまり期待値の高いグラフィックスカードでは無いのが正直な印象です。特に一番気になる価格もRTX 4070 Tiが13万円台で販売されている事を考えると安くても10万円をギリギリ切る所に設定される可能性が高く、それならバス幅が320-bitあって4Kも耐えられるRTX 3080を買うという選択肢が出て来るためあまり売れない気しかしません。

NVIDIAが改心してRTX 4070を7万円ぐらいで販売してくれれば話は変わりますが、売れてないRTX 4080の価格を放置している辺りを見るとそんな期待はできませんし。


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