NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズの電力制限量が判明。RTX 4090は800Wに

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NVIDIAが2022年後半中に発売を予定しているGeForce RTX 4000シリーズでは消費電力量が非常に高くなることが話題となっていますが、今回、各GPUに設定されるPower Limitの値について情報が判明しました。

目次

NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズのPower Limit(電力制限)が判明。

NVIDIA Ada Lovelace ‘GeForce RTX 40’ GPUs Power Limits Detailed: AD102 at 800W, AD103 at 450W, AD104 at 400W, AD106 at 260W (wccftech.com)

NVIDIAが2022年中にリリース予定としているGeForce RTX 4000シリーズは2020年から発売されているGeForce RTX 3000シリーズの後継モデルとして登場が予定されています。このRTX 4000シリーズでは、GeForce RTX 3000シリーズに対して性能は倍増すると言われていますが、同時に消費電力についても倍近い値になると言われており、GeForce RTX 4090などでは消費電力が最大600Wにも及ぶのでは無いかと言われていますが、今回このRTX 4000シリーズで設定されるPower Limit(電力制限)の最大値についてリークが出現しました。

最上位モデルのAD102が800W。モバイル向けも最大175Wに設定

 

NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズで出現予定の各GPU毎のPower LimitをKopite7kimi氏がリークしています。

デスクトップ向け

  • AD102 GPU(RTX 4090など):Power Limit 800W
  • AD 103 GPU(RTX 4080):Power Limit 450W
  • AD104 GPU(RTX 4070):Power Limit 400W
  • AD106 GPU(RTX 4060):Power Limit 260W

デスクトップ向けに関しては、最上位モデルとなるRTX 4090で採用予定のAD102 GPUでは800W、ハイエンドのAD102やAD103 GPUからアッパーミドルレンジのAD104 GPUまで400Wと高い値に設定がされています。また、ミドルレンジとなるAD106 GPUについても260Wとミドルレンジとしては高めのPower Limitに設定がされています。

モバイル向け

  • AD 103 GPU(RTX 4080M):Power Limit 175W
  • AD104 GPU(RTX 4070M):Power Limit 170W
  • AD106 GPU(RTX 4060M):Power Limit 140W

モバイル向けに関してはハイエンドとアッパーミドルとなるAD103とAD104 GPUでは170W~175Wと高めに設定がされていますが、RTX 3000シリーズのGA103 GPUではTDPが150Wに設定されている事や、モバイル向けではデスクトップ向けGPUのようにオーバークロックが行われる事が無いため、Powre LimitがTDPに非常に近くなっていると考えられます。

 

 

最大Power LimitはGPUダイを守るなど安全性上設定される値で、オーバークロックをどれだけ行ってもこの値を超える事は出来ないという物です。そのため、TDPとは異なりPower Limitギリギリの消費電力となる事は通常はあり得ません。ただ、このPower Limitの設定値自体はTDPに対して何%と積み上げられる値であるため、元のTDPが高ければPower Limitの値も大きくなりますのでGeForce RTX 4000シリーズでは最上位のAD102(RTX 4090など)からアッパーミドルのAD104 GPU(RTX 4070クラス)までリーク通り300Wを超えるような消費電力となってしまう可能性が高そうです。

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