NVIDIAがGeForce RTX 3080 12GBの生産を再開。GA102の在庫過多のため

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NVIDIAでは2022年6月ごろからGeForce RTX 3080の12GBモデルについて、次世代モデルの発売に備えて生産を停止していたようですが、どうやら生産停止されたRTX 3080 12GBの生産が再び再開されたようです。

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在庫があふれるハイエンドなGeForce RTX 3000シリーズ

NVIDIAでは2020年にGeForce RTX 3000シリーズを発売し、2021年はステイホームやマイニングによる需要増加により購入が困難であったり、価格高騰などが発生していました。しかし、2022年に入るとステイホーム需要は一巡し、マイニングは価格下落により需要は喪失、2021年の在庫不足時に生産量を増やしたことで在庫が多く積み上がり始めます。

そんな中でNVIDIAでは2020年秋ごろに発売したGeForce RTX 3080 10GBのアップデート版であるGeForce RTX 3080 12GB版を2022年1月に発売しました。しかし、発売から半年後の6月から在庫が大量に積み上がったことが原因で生産が停止されましたが、どうやら8月ごろから再びRTX 3080 12GB版の生産が再開されているようです。

GeForce RTX 3090に搭載できないGA102の在庫も大量に存在・・・

 

Zed__Wang氏によると、NVIDIAではGeForce RTX 3090やRTX 3080などに使われているGA102 GPUについて在庫が多く残っているため、6月以降は生産が停止されていたGeForce RTX 3080 12GBについて、生産を再開したとの事です。

NVIDIAではここ最近、AIBに積みあがっているGA102 GPUについて在庫の一部買い取りを行っているという情報もありましたが、その残り分を用いて作られていたRTX 3090やRTX 3090 Tiについては在庫がなくなり始めているとの事です。

関連記事:NVIDIAが8月中に更なる値下げ?AIBから在庫のGA102 GPUを買取中の模様

ただ、GA102 GPUの中でも一部コアが無効化されたものはRTX 3080やRTX 3080 Tiなどに用いられており、RTX 3090などに採用されるGPUの数よりも多いと見られています。そのため、NVIDIAやAIB各社ではこれらのGPU在庫を一掃するため、比較的人気が高いRTX 3080の最新版である12GB版の生産を再開し、RTX 4000シリーズ登場までにGA102 GPUの在庫を一掃する事を考えているのかもしれません。

 

次世代モデルであるGeForce RTX 4000シリーズについては最初はRTX 4090などが先行して発売され、その後にRTX 4080が出現する予定のため、もし今回出現した情報が正しいとすれば、NVIDIAがAIBからGPUダイの買い取りを行うにしてもRTX 4090と被るRTX 3090で使えるGA102 GPUのみ買い取っているという可能性もあります。

RTX 3080 12GBについて、再び生産が開始される事やまもなくRTX 4090が登場する事から近々RTX 3080 12GBについては更に値段が下がり始める可能性がありますね。

ちなみに日本ではソフマップがGeForce RTX 3080の12GB版を102,800円でRTX 3080 12GB版を販売中です

GeForce RTX 3080 12GB Phoenix |ソフマップ(税込み102,800円)

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