PCI Express 7.0(PCIe Gen 7)の概要が発表。PCIe 5の4倍の転送速度を発揮

PCI Express規格の策定などを取り仕切るPCI-SIGがPCI Express 5.0の次の次の規格にあたるPCI Express 7.0の仕様概要について発表を行いましたが、転送速度は驚きの最大512GB/sに及ぶようです。

年々進化するPCI Express

PCI Expressとはコンピューターと周辺機器を接続するための規格の一つであり、過去に主流だったPCIやAGP (Accelerated Graphics Port)に替わる規格としてPCI-SIGと呼ばれるIntelやAMD、NVIDIAなどが加盟する団体によって策定されました。

このPCI Expressは初期のPCIe Gen 1.0が2003年に策定され、2007年にはPCIe Gen 2.0、2010年にはPCIe Gen 3.0、2017年にPCIe Gen 4.0、2019年にPCIe Gen 5.0、そして2022年にPCIe Gen 6.0が策定されました。

各PCIe世代短い時は3年、長い時は7年程度のスパンで新しい世代の規格が策定されていますが、PCIeを取り仕切るPCI-SIGがPCIe Gen 7.0の概要や2025年の策定を目指している事が発表しました。

転送速度は双方向で512GB/sに。PCIe Gen 5.0の4倍の速度

PCI-SIGが発表したPCIe Gen 7.0の概要によると、データの転送速度に関しては2022年に策定されたPCIe Gen 6.0に対して倍増、現在主流になりつつあるPCIe Gen 5.0に対しては4倍の転送速度を目指すとの事です。

また、転送速度の他にPCIe Gen 7.0の開発目標としては後方互換性の確保しつつ、PAM4信号を活用する事による転送速度や信頼性の向上、低レイテンシー化、電力効率の向上などを掲げています。

各PCI世代とレーン数毎の転送速度が上げられた表では、PCIe Gen 7.0の1レーンはPCIe Gen 3.0のx16レーン相当、PCIe Gen 5.0の16レーンの転送速度はPCIe Gen 7.0ではたったの4レーンで実現できてしまう事になります。

このPCIe Gen 7.0については仕様策定が2025年を目途に完了し、実際の製品に搭載されるのは2026年から2027年になると見られています。なお、PCIe Gen 7.0などでは設計上の難易度も大きく上がるため、初期に投入されるのはサーバー・データセンター向け製品でコンシューマー向けはその後になると見られています。

 

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PCIe Gen 5.0でも現行のNVMe SSDやグラフィックスカードではオーバースペック気味でGeForce RTX 4000シリーズではもしかしたらPCIe Gen 4.0に据え置かれるのでは無いかと言うリークでさえ出現していますが、5年後にはPCIe Gen 5.0の4倍の速度を持つPCIeが主流になる可能性があるみたいです。

今はPCIe Gen 5.0でさえもオーバースペックと言っていますが、2年もすればPCIe Gen 5.0が普通になり、4年後にはPCIe Gen 6.0が普通に、そして6年後には今回登場したPCIe Gen 7.0が普通になっているのでしょうし、過去にも同じ様な事が繰り返されているのですが、なかなか実感が湧きにくいのが正直な所ですね。

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