NVIDIA GeForce RTX 4070では2つの仕様が検討中。性能かコスト重視か。

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AMDでは2022年末にかけてGeForce RTX 4000シリーズの発売を予定していますが、この中でアッパーミドルレンジモデルとなるGeForce RTX 4070の仕様に関する最新情報が登場しました。

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アッパーミドルレンジのGeForce RTX 4070

NVIDIAでは2022年からGeForce RTX 4000シリーズの発売を予定しており、第一弾には最上位モデルとなるRTX 4090を、2022年末から2023年にはRTX 4080やRTX 4070など売れ筋モデルの発売を予定しています。

今回はこの売れ筋モデルであるRTX 4070の仕様について新しいリーク情報が出現したようです。

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NVIDIAは2つの仕様のRTX 4070を検討中。性能か消費電力重視か

 

kopite7kimi氏からはGeForce RTX 4070について過去に7680基のCUDAコアを搭載し、VRAMには21 GbpsのGDDR6Xを12GB、動作クロックはベースが2.3 GHzで最大2.8 GHzで動作すると言われていましたが、NVIDIAではどうやら性能を重視する仕様と消費電力と歩留まり、コストを重視の2つの仕様で検討を行っているようです。

検討案①は性能重視で、CUDAコアは7680基、VRAMはGDDR6Xを12GB搭載しTDPは285Wとなるようです。また、性能面では3DMark TimeSpy Extremeが1.1万ptに達する見込みのようです。

検討案②は消費電力と歩留りとコストを重視するようで、CUDAコアは7168基、VRAMはGDDR6Xを10GBに減らされるようです。その代わりに消費電力は現行RTX 3070から30W増の250Wに留まる見通しで、性能は3D Mark TimeSpy Extremeが1万pt程度になるとの事です。

NVIDIAとしては、利益を上げる上で歩留まりやコストを考えると検討案②の方が良さそうです。特に2022年の決算はRTX 3000シリーズの売れ行きが原因で2022年の決算は芳しくないため贅沢は出来ず、コストダウンは最大限に行う必要があります。ただ、だからと言ってAMDのRadeon RX 7700 XT以下の性能となれば売れ行きに悪影響は避けられないため、NVIDIAとしては2つの仕様で準備をしておきAMDの発表を見てから最終仕様を決めるという考えなのかもしれません。

特に、RTX 4070についてはNVIDIAは在庫問題も抱えている事から登場は2023年以降でAMDに比べると時間がまだあります。

 

3DMark TimeSpy Extremeのスコアが1.1万ptと言うとGeForce RTX 3090 Tiに等しいレベルになり、検討案②の1万ptと言うとRTX 3090に近いスコアとなります。

関連記事:『RTX3070と同等』RTX 2080 Tiを買った人の涙目感想まとめ (gazlog.com)

現行のRTX 3070が登場した際には前世代の最上位モデル、RTX 2080 Ti並みと発表会で取り上げられていましたが、当時のNVIDIAは決算も良好でコストのかかる事も可能でしたが、今の状況は全く異なっておりインフレやマイニングによる後遺症で売上高は落ち、在庫も大量に抱えるなど大きな利益を追える状況にはありません。そのため、個人的にはAMDに負けない程度で性能を絞るなどコストを優先したモデルが投入される可能性が高いと思います。

 

 

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