Steamで最も人気グラボはNVIDIA GeForce GTX 1650。性能がデフレ

Steamのハードウェアサーベイにて人気のグラフィックスカードは長年、GeForce GTX 1060が首位を維持してきましたが、登場から既に6年が経過した事から2019年に発売がされたGeForce GTX 1650が最新のハードウェアサーベイにてシェア1位を獲得したようです。

NVIDIA GeForce GTX 1650がシェア6.27%を獲得。GTX 1060を0.5%上回る

Steamでは毎月1回の頻度で市場で使われている大まかなPC構成を集計したハードウェアサーベイを発表していますが、2022年11月に集計されたSteamハードウェアサーベイによるとSteamを導入しているPCで最も導入されているグラフィックカードにNVIDIAのGeForce GTX 1650が初めて1位を獲得しました。

このSteamハードウェアサーベイでは2017年8月分の集計からグラフィックカード固有のモデル名なども集計されるようになりましたが、集計開始以来2016年に発売されたGeForce GTX 1060が長年最も導入されているグラフィックカード1位の座をキープしてきましたが、発売から既に6年以上が経過しており新品での販売や保証期限が過ぎてきている事から徐々にシェアを落としてきました。

そして、遂に2022年11月集計のハードウェアサーベイにて2019年に発売がされたGTX 1650に1位の座を明け渡す事になったようです。

GeForce GTX 1060は2016年6月から発売開始されたグラフィックカードで、TSMC 16nmで製造されるPascalアーキテクチャーを採用しています。このGTX 1060ではVRAM容量(CUDAコア数も)に2種類あり、6GBと3GBが存在します。6GBモデルではGDDR5を採用し、CUDAコア数が1280基に対して3GBモデルではGDDR5でCUDAコア数は1152基になっています。当時はGTX 1060が3~4万円で販売がされていました。

GeForce GTX 1650は2019年4月に発売開始され、GPUコアにはTSMC 12nmで製造されるTuringアーキテクチャーを採用。CUDAコアは896基、VRAM容量は4GBで同じですが、GDDR5とGDDR6モデルが存在しています。これらのGPUの価格はGDDR5、GDDR6版共に最低2.3万円前後で販売されています。

 

PC性能はデフレ傾向に?GTX 1060よりGTX 1650の方が10%以上劣る性能に

今回、Steamハードウェア調査で最も使われているグラフィックカードがGTX 1060からGTX 1650に移りましたが、性能面では低下傾向にあります。

GTX 1060とGTX 1650それぞれのCUDAコア数でも分かるように、GTX 1060では3GBでも1152基のCUDAコア数を搭載しているのに対して、GTX 1650では896基とGTX 1060 3GBの8割ぐらいのCUDAコア数しか搭載していません。そのため、性能面ではアーキテクチャーの最新化だけでは到底追いつけるわけでもなく、ゲーミング性能においてはGTX 1650はGTX 1060 3GBに対しては10%、GTX 1060 6GBに対しては20%劣る性能になっています。

そのため、今回主流のグラフィックスカードがGTX 1060からGTX 1650に移ったことで主流のグラフィックスカードの世代は新しくはなっていましたが、性能面では前よりも低下するなど性能がデフレ気味になってしまっているようです。

 

NVIDIAではGeForce RTX 4090やRTX 4080など性能が高いハイエンドモデルを立て続けにリリースしていますが、SteamをPCに入れてゲームをする人でも多くの人はGTX 1060やGTX 1650など2万円台のGPUを愛用しているため、これぐらいでそこそこの性能を持つグラフィックスカードの登場が期待されます。

ただ、最近ではGeForce RTX 3050も3万円台で販売されているため、徐々にRTX 3050などもシェアを上げてくる可能性はありそうです。

新しい記事:AMD Ryzen 7000シリーズの無印モデルが2023年1月10日発売予定に


GeForce RTX 3050搭載 グラフィックボード

すぐに買えるかは分かりませんが、新型PS5と言われている『CFI-1200』のエントリーがAmazonで開始されていますので、欲しい方は早めのエントリーする事がオススメです。

 

最新情報をチェックしよう!