マイニング専用GPU CMP 90HXはGeForce RTX 3080がベースの模様

  • 2021年3月1日
  • 2021年3月19日
  • NVIDIA

NVIDIAが3月からリリースするマイニング専用GPUであるCMP HXシリーズですが、どのアーキテクチャーやSKUを使うのかなど謎に包まれていましたが、リーク情報でCMP HXのアーキテクチャーとSKUが判明しました。

CMP 90HXはAmpere。それ以外はTuringを採用

NVIDIA's CMP Crypto Mining GPUs Detailed - 90HX Based on Ampere GA102 While 50HX, 40HX & 30HX Based on Turing GPUs (wccftech.com)

CMPシリーズはGeForce RTX 3060の詳細とマイニング制限の発表と共に明らかにされたマイニング専用GPUですが、このCMPに関する詳細はNVIDIAはまだ公式に何もリリースしていません。そのため、一部の間ではマイニング用GPUとゲーミング用GPUを分ける事を歓迎するムードもあった中、本来ゲーミングGPUに充てられるはずのGPUがマイニング用に回されるのではないかと言う懐疑的な意見もありました。しかし、リーク情報でお馴染みのkopite7kimi氏によるとCMP 90HXを除くとすべてのモデルは旧世代のTuringを採用しているとの事です。

NVIDIA CMP 90HXはRTX 3080がベースとなる

CMP 90HXはCMP HXの中で最上位となるモデルで、唯一RTX 3000シリーズと同じAmpereアーキテクチャーを採用するモデルになると見られています。このCMP 90HXではPG132ボードを利用し、GPUにはGA102-100を採用しているとの事です。これは、GeForce RTX 3080と全く同じ構成となっており、VRAMが10GBで消費電力も320Wと全く同じです。ただし、VRAMは10GBでGDDR6XなのかGDDR6なのかは不明です。

このCMP 90HXですが、GeForce RTX 3080からグラフィックス機能や出力端子などGPUとして必須となる機能は全て削られており、そのためか、GeForce RTX 3080よりは少し安い価格で販売される見込みとなっています。

ベースがRTX 3080という事ですが、GeForce RTX 3080として機能しないGPUがマイニング用に割り当てられると見られており、歩留り対策と言う意味も兼ねているように考えられます。

NVIDIA CMP 50HX、40HX、30HXは全て旧世代(Turing)アーキテクチャーを採用

マイニング専用GPU NVIDIA CMP 30HX/40HXはTuringベース

数日前に、GeForce RTX 3060対応ドライバーの中にCMP 30HXと40HXに関する情報が内包されていましたが、より詳細について明らかになりました。

CMP 50HXについてはTU102-100と呼ばれるGPUが採用されており、VRAM容量も10GBである事からGeForce RTX 2080 Tiがベースになっていると考えられます。

CMP 40HXはTU106-100 GPUが採用されボードはPG161と呼ばれるものが搭載されています。ベースとなるモデルはVRAMが8GBである事からRTX 2070の可能性が高いです。

そして最後CMP 30HXはTU116-100 GPUを採用していますが、ボードは40HXと同じPG161が搭載されています。こちらはベースモデルはVRAMが6GBである事からGTX 1660になると見られています。

CMP 30HXと40HXは春までに。CMP 50HXと90HXは夏までに販売開始

NVIDIAのQ4決算発表。GPU不足は4月まで続くと予測、通期では改善

CMP 30HXと40HXについては、NVIDIAはQ1までにリリースすると明らかにしています。そのため、発売時期としては3月~4月の間にリリースする事が考えられています。一方でハイエンド寄りのCMP 50HXと90HXについてはQ2と発表されており、夏までの発売になると見られています。

NVIDIAは2月24日の決算発表にて、CMPシリーズはゲーミング向けグラフィックカードに対して2%程度の売り上げしか予測していないとの事です。また、2月~4月期はNVIDIAの売り上げの内、ゲーミング用グラフィックカードが多くを占めると予測しているためCMPシリーズがゲーミングGPUそっちのけで大量に出回る事は考えにくいです。

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