ASRock製X670系マザーボードで不具合。取説ステッカーが原因で交換対応へ

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AMDでは2022年9月27日(日本では9月30日)よりRyzen 7000シリーズとそれに対応するX670/X670Eマザーボードが発売されましたが、ASRock製のマザーボードにて親切心で付けた説明ステッカーが原因でメモリーが動作しなくなり交換対応が必要になる例が出現しているようです。

目次

ASRock製X670/X670Eで優しさが仇になる事件が発生中・・・

マザーボードにメモリーを差し込む際に、差し込み方を間違うと、たとえ2枚差し込んでも本来であればデュアルチャンネル動作であるはずのメモリーがシングルチャンネルで動作するなどパフォーマンスに大きな悪影響が出ます。特に、AMDのRyzenシリーズのようにメモリー速度に敏感なCPUでは顕著です。

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このようなミスを防ぐために、ASRockでは2022年9月27日(日本では9月30日)に発売したRyzen 7000シリーズ対応マザーボードであるX670とX670Eにて、メインメモリースロットにメモリーの差し込む順番を示した説明書きステッカーが貼り付けられていますが、このステッカーが原因でマザーボードのメインメモリースロットが破損する可能性があるようです。

メインメモリースロットの説明書きステッカーが原因で交換対応が必要になる可能性

ASRockが張り付けたメインメモリースロットの説明書きステッカーですが、材質が紙状のもので接着もかなり強めという事で、はがす際に綺麗に剥がれずにステッカーが残ってしまうようです。

また、残ったステッカーを綺麗に剥がしても破片がメインメモリースロットの中に入り込むなどしてDDR5メモリーとの接触不良を起こし正常に認識できなくする事もあるようです。

実際に、中途半端に剥がれてしまっあユーザーが写真投稿もしており、かなり豪快に残っている様子が記録されています。

なお、ASRockでは2022年9月30日より問題のステッカーが張り付けてあるマザーボードに関して、もし説明書きステッカーが正常に剥がせずに残ってしまった場合、各量販店などで交換対応に応じると、公式に発表しています。

 

ASRockのステッカーですが、ユーザーには分かりやすくて良い取り組みとは思います。ただ、材質は完全に誤ってしまっているので次のバージョンからはプラスチック状のステッカーなどに改められるのでは無いかと考えられます。

この紙ステッカーを搭載するX670/X670Eマザーボードは初期のBIOSを搭載したモデルのようですのでしばらく市場には出回っていると思うのでもしASRock製X670/X670Eマザーボードを買った際には、このメインメモリーの説明書きステッカーは慎重に剥がすようにしましょう。(失敗すれば交換もしてくれますが、X670/X670Eの在庫は現状あまり無いので交換にも時間がかかる可能性もあります。)

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