AMD Radeon RX 6950 XTなどリフレッシュモデルが5月10日に発売延期

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AMDではRadeon RX 6000シリーズのリフレッシュモデルであるRadeon RX 6950 XT、RX 6750 XT、RX 6650 XTなどを2022年4月20日発売に向けて計画していたようですが、今回このモデルの発売日が延期されたという情報と同時に、筐体デザインに関する情報が出現しました。

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AMD Radeon RX 6X50 XTリフレッシュモデル

AMD Radeon RX 6950XT, RX 6750XT and RX 6650XT pictured, release date moved to May 10th – VideoCardz.com

Radeon RX 6000シリーズリフレッシュモデルは2020年末に登場したRadeon RX 6000シリーズの中でもハイエンドモデルにあたるRadeon RX 6900 XT、アッパーミドルで売れ筋でもあるRadeon RX 6700 XT、ミドルレンジモデルのRX 6600 XTを置き換える事を目的に、Ryzen 7 5800X3Dの発売日である2022年4月20日に同時発売が計画されていたようですが、Videocardzが独自に入手した情報によると、リフレッシュモデルの筐体デザインに関する情報も入手したようですが、同時に発売時期が延期されたという情報を入手しています。

発売は4月20日から5月10日へ後退へ。Radeon RX 6400も同時発売へ

Radeon RX 6000シリーズのリフレッシュモデルはRadeon RX 6950 XT、Radeon RX 6750 XT、Radeon RX 6650 XTの3モデルが準備されているようで、Compute UnitなどGPUコアなどに変更は入れられていませんが、動作クロックの向上とRX 6750 XTとRX 6650 XTではVRAM速度が16Gbpsから18Gbps化されるなどで性能強化が行われるようです。

そんな、Radeon RX 6000シリーズリフレッシュについてはCES2022で発表がされたRyzen 7 5800X3Dと共に4月20日に発売が行われる予定だったようですが、Videocardzが入手した情報によると、5月10日に延期がされたとの事です。理由については明らかになっていませんが、Radeon RX 6000シリーズリフレッシュの発売と同時にRadeon RX 6400についても同時発売を行う予定になっているようですので、もしかしたらRadeon RX 6400がOEM向け専用から急遽コンシューマー向けにも発売される事となったため、これらに釣られて遅れたという可能性はありそうです。また、別の理由として考えられるものは中国の上海では新型コロナウイルス感染拡大によってロックダウンが実施されているため、生産が思い通りに行えずやむを得なく発売を遅らすという判断が下された可能性がありそうです。

Radeon RX 6000シリーズのリフレッシュモデルは黒塗りでクーラーも一部変更

Videocardzでは発売日の延期と言う情報と共に、Radeon RX 6000シリーズのリフレッシュモデルのリファレンスモデルの製品画像を入手したようです。

リファレンスモデルのデザインは現行のRadeon RX 6000シリーズでは銀色メインのデザインだったものが、リフレッシュモデルでは黒塗りとなっています。クーラーデザイン自体についてはRadeon RX 6950XTについては現行のRX 6900 XTと大きな変更は入っていません。一方でRadeon RX 6750 XTについては2連ファンから3連ファンに、RX 6650 XTはシングルファンからデュアルファンに強化が行われており、動作クロックの向上とVRAMの高速化にも耐えうる冷却性能を有するように変更が加えられたと見られています。

AMD Radeon RX 6000シリーズについてはハイエンドモデルが2020年末に登場し、そこから順次アッパーミドル、ミドル、エントリーと順番にリリースをしていましたが、2022年初旬に最後のピースであるエントリーモデルのRadeon RX 6500 XTをリリースした事で、AMDでは最初期に登場したハイエンドやアッパーミドルモデルのテコ入れを行うようです。

ただ、RDNA3アーキテクチャーを搭載するRadeon RX 7000シリーズが半年以内に登場するのに何故このタイミングでリフレッシュモデルをリリースするかと言うと、AMDとしてはIntelが6月頃にリリースする予定のArc Alchemistにシェアを極力取られないように対抗する製品を用意する必要があります。その中で2020年末発売の製品では例え性能上見劣りが無くても古いという事で商品性が劣ると勘違いされる事の回避やArc Alchemistに対して少しでも性能上優位にしておきたいという思惑がありそうです。

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