AMD Zen3+ Ryzen 6000シリーズは開発中止か。Zen4に注力。

  • 2021年5月2日
  • 2021年5月2日
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AMDでは2021年後半に6nmプロセスを採用したZen3+(Warhol)をリリースする予定と言われていましたが、情報筋によるとWarholの開発は中止になったようです。AMDとしては、2022年にリリースを控えているZen4アーキテクチャーに注力する模様です。

AMD Zen3+採用のRyzen 6000シリーズ(Warhol)の開発を中止か。

AMDでは2021年後半に現行のZen3アーキテクチャーを7nmから6nmに改良したZen3+アーキテクチャーをリリースすると過去のリークで言われていました。しかし、最新の情報によるとAMDはこのZen3+の開発を中止し、大幅改良に当たるZen4に注力するとのことです。

開発中止の情報は過去にAMD関係で正確なリーク情報で定評のあるExectuableFixによるもので、開発ロードマップなどでZen3+の存在は出現してはいるものの、AMD  Zen3+搭載のRyzen 6000(Warhol)に関する情報は全く出現していないとのことです。一方でZen3+より後に出現する予定のZen4搭載のRyzen 7000(Phoenix)に関する情報が既に出現していることから、Ryzen6000シリーズはもう存在していないとのことです。

また、同様にAMDはRyzen 6000(Warhol)について開発中止になったものの、Zen3 Ryzen 5000 XTシリーズをリリースする予定と言う情報も出ており、Zen3+アーキテクチャーを採用するRyzen 6000(Warhol)については開発が中止された可能性が非常に高いと言えます。

TSMCのキャパシティー不足が原因か

今回、Ryzen 6000(Warhol)が開発中止された背景としては既存の7nmプロセスでさえTSMCのキャパシティーは厳しい状態に置かれており、6nmプロセスを生産する能力は無いと判断し、開発中止を決断したと見られています。そして、余ったリソースを5nmプロセスを採用するZen4(Raphael / Phoenix)へ割り当てると見られています。一方で、既存のZen3 Ryzen 5000シリーズについてもIntelが2021年後半にAlder Lake-Sの発売を控えている事から、より高クロックで動作するRyzen 5000 XTシリーズを投入すると見られています。

 

AMD Ryzen 5000シリーズについては、最近は生産が安定してきたのか、Amazonや店頭で在庫が並ぶことも多くなってきていますが、世界的に見ればまだまだ需要を満足しているとは言えない状況となっています。そんな状況が続く中で6nmプロセスで製造したZen3+のRyzenをリリースした所で生産量が見込めないため売上も見込めません。また、AMDとしてはIntelがリベンジをかけるべく2021年末発売予定で開発しているAlder Lake-Sの存在もあります。Zen4までの繋ぎとしてZen3+をリリースするよりは、Zen4の開発を促進した方がより利益に貢献するという判断がされたものと見られています。

 

 

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