AMDからRadeon RX 6300が登場。GDDR6を2GB搭載で9000円から

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AMDではRDNA 2アーキテクチャを採用するグラフィックカードのローエンドモデルとしてRadeon RX 6400を2022年に発売をしていますが、更に性能と価格を絞ったRadeon RX 6300が密かに登場したようです。

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AMDから新たなエントリーモデルGPU、Radeon RX 6300が登場。価格は1万円を下回る見込み

AMDではRDNA 2アーキテクチャを採用するRadeon RX 6000シリーズのエントリーモデルは2022年に登場したRadeon RX 6400が当てはまりますが、さらに性能と価格を抑えた新しいエントリーモデルであるRadeon RX 6300が密かに発表されたようです。

このRadeon RX 6300ではGPUダイにはRX 6400と同じNavi 24 GPUを搭載しており、Compute Unit数は12基と無効化も行われていません。また、Infinity Cacheも16MBと同じですが、メモリーに変更が加えられており、GDDR6を2GB、バス幅は32-bit接続とRX 6400に比べて半分程度の仕様に抑えられています。これにより帯域幅はRX 6400の112 GB/sから64 GB/sと大幅に低下しています。

中国では既にこのRadeon RX 6300がGoofishに掲載されており、画像ではロープロファイル規格となっておりシングルスロット構成になっています。

出力端子はHDMIとDisplayPortを備えており、最大7680×4320(8K)を60Hzで出力する事に対応しています。

消費電力のすべてはPCIeコネクターを介して供給され、消費電力は32Wとなっています。また、PCIeインターフェイスはPCIe Gen 4.0 x4レーンとなっています。

このRadeon RX 6300は中国のGoofish上では399元、日本円で7800円相当で販売されていますが、実際に日本で販売されるとなると恐らく9000円程度の価格になると見られています。

このグラフィックカードは性能面ではRadeon RX 6400を下回るのは確実で、NVIDIAで言う所のGeForce GTX 1630とGTX 1030の間に収まると見られています。GPUコア数はRX 6400と同じものの、メモリーが4GBから2GBに減らされている事から、恐らく最近発売されているゲームの多くは動作が困難になると見られているため、高解像度なマルチディスプレイを接続する場合や最低限のUIを動かすのにグラフィックカードが必要と言う場合以外はおススメできる代物では無いと言えます。


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