GeForce RTX 4000シリーズの生産は休止状態。一方でHopper H100を最優先で生産へ

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
  • URLをコピーしました!
目次

NVIDIAのGeForce RTX 4000シリーズの生産が休止状態に。一方でAI向けGPUのHopper H100を最優先で生産。

NVIDIAのGeForce RTX 4000シリーズについては2022年末に最上位モデルのGeForce RTX 4090から発売され、1ヵ月間隔で下位モデルを発売、2023年6月にはミドルレンジのGeForce RTX 4060を発売しました。しかし、どのモデルも価格が先代モデルに対して非常に高い上、本来であればある程度まとまった販売台数が稼げるRTX 4060系では先代モデルに対して価格が高い上に、性能面でもほとんど変わらない事から一部量販店では発売日の入荷が見送られたり、発売後数日で大きく値下げされるなど販売状況が芳しくない状況が伺えます。

そんな、GeForce RTX 4000シリーズの状況ですが、サプライヤーやNVIDIA関係者などから生産や販売状況に関する情報がMoore’s Law is Deadで明らかにされています。

Nvidia Halts RTX 4000 Production: Can AMD Navi 32 Benefit? – YouTube

まず、販売状況については北米大手の量販店関係者によると、RTX 4090やRTX 4080については先代モデルに対して売れていない事は明確で1週間に数人ほどAI用途でこれらのグラフィックカードの購入に現れる程度とのことです。ただ、最近RTX 4090やRTX 4080について供給が途絶えており、代理店などに相談しても暫くの間、RTX 4090やRTX 4080などのハイエンドモデルについては供給が出来ない事が伝えられたとのことです。

NVIDIAのRTX 4090やRTX 4080については現役モデルで、GeForce RTX 4000シリーズの中では価格が高いが性能も高いモデルとなっていますが、NVIDIAではGeForce RTX 4000シリーズについて価格を維持するためと今流行のAIに全力投球するためGeForce RTX 4000シリーズを中心に生産がほぼ休止しているようです。

NVIDIAの関係者によると、GeForce RTX 4000シリーズについてはRTX 4090からRTX 4060のすべてのモデルで生産が休止状態になっているとのことです。ただ、TSMCとの契約上生産ラインの閉鎖は行えないため、生産を完全停止はしていないものの、TSMCの契約上許されている最低限のキャパシティーでしか生産をしていないとのことです。

また、最近の生成AIブームによって高い需要が見られているAI向けGPUについてはRTX 3000シリーズで採用されているAmpereをベースとしたA100 GPUなどAI向けのローエンドモデルが近々生産終了となるようです。そして、今後はHopper H100が主力となるのですが、NVIDIAとしてはHopper H100の需要が高いからもあるのですが、H100についてはA100に対して3~5倍程度の価格であることから売上高と収益を上げるためにA100の生産の取りやめが行われるようです。

なお、生産についてはNVIDIAはGeForce RTX 4000シリーズについて既にNVIDIAが想定していた1年分の販売台数に相当する量を生産済みとなっており、さらにNVIDIAの想定を下回る販売台数になっています。そのため、NVIDIAではGeForce RTX 4000シリーズの生産を抑えて、Hopper H100の生産を最優先に進める方針のようです。

NVIDIAのGeForce RTX 4000シリーズについては売れていない事が原因で一部モデルは一時的に生産停止となったと過去に出ていましたが、どうやら全体的に供給に対して需要が下回る状態が続いておりNVIDIAとしても販売価格を下げないためにも生産量を可能な限り調整しているようです。その結果、北米など売れていないもののある程度数量が出る一部店舗ではRTX 4000シリーズの一部モデルが入手しにくい状態が発生しているようです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事をかいた人

自作PCやゲーム、ガジェット好き。
帰国子女だった事を活かして海外のPCやゲーム、ガジェットのトレンドや情報をいち早く正確にお届けします。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • 記事を読む限りにおいては、Nvidiaは、製品需要を見誤った状況のようですね。
    ただ致命的にならないように投資先を分散していて現在需要が高まっているAI分野用の製品に生産をシフトしてなんとか業態を保つ努力をしているようにも見える。
    過去のGPUメーカーには、同じ様な仕様のちょっとだけ違う製品を複数種製造販売した挙げ句ドライバソフトウェアの品質維持も難しくなり製品の質も落ちてしまい一瞬で消えた企業とかもあるから、同じ用途での製品は絞って、別用途の製品も一緒に作る事で全部が倒れてしまう事を避けてるのかな。
    AMDやIntelからみると市場を奪うチャンスでもあるのだけど、うまくは行かないんだろうなぁ。

  • 機能面では、40×0は、AV1のハードウェアエンコードができるけど、既にIntelもAMDもiGPUでAV1のハードウェアエンコードできるし、AV1のハードウェアエンコード目的ならそっち買うよなぁ。

  • 4060買うつもりだったけど、スターフィールドがただで手に入るのでRX7600を買うことにしました。1万5000円ぐらいの差はデカイ。

コメントする

目次