NVIDIAがGTX 1600とRTX 3000シリーズを値下げを計画。約1300円と小幅?

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NVIDIAではGeForce GTX 1600シリーズやRTX 3000シリーズグラフィックスカードについて、供給過多と売れ行き減退によって在庫が多く積み上がっている状態となっていますが、この在庫量を減らす為に近日中に小規模な値下げを実施する計画のようです。

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NVIDIAがGeForce GTX 1600やRTX 3000シリーズの値下げを計画中。ただし値下げ幅は1300円と小さめ。

NVIDIAではGeForce RTX 3000シリーズの後継モデルとしてGeForce RTX 4090やRTX 4080を2022年に発表しましたが、NVIDIAでは旧世代のGTX 1600シリーズやRTX 3000シリーズについては在庫が多く残っていると言われていますが、NVIDIAではこれらのグラフィックカードの在庫を減らすために近日中にAIBに対して値下げを行うように要請する可能性が出ているようです。

この情報はMyDriversがアジア圏ベースのAIB関係者から入手しており、GeForce GTX 1630からGeForce RTX 3090 Tiなど全モデルを対象に約1300円程度の値下げを計画しているとのことです。ただ、この中でGeForce GTX 1660やRTX 3080以上のモデルに関しては大幅な値引きにより在庫処分が進み、品薄傾向である事から値下げの恩恵は受けない見込みです。ただ、現在も比較的入手が容易なGTX 1630やGTX 1650、そしてRTX 3050、3060、3070系グラフィックカードについては約1300円程度の値下げが行われると見られています。

また、NVIDIAでは特にRTX 3070やRTX 3060 Tiなど比較的性能と価格が高いモデルに関しては間もなくRTX 4070など次世代モデルの発売を控えている事から在庫処分を優先的に行うと考えられており、MyDriverで言われている1300円を超える可能性はあります。

ゲーミング部門の売上高は前期比で16%増、前年同期比では46%減少が記録されました。また、通年での売上高も27%の低下を記録しています。通年での売上高低下は流通在庫が大量に存在する事と、在庫適正化に向けた調整している事が原因です。

このMyDriverで言われているグラフィックカードの値下げに関してはNVIDIAは決算発表の場で明確には口にしていませんが、在庫が多い事や、在庫適正化と言う事に力を入れている事は明確であるためミドルレンジモデルのRTX 4000シリーズの登場が控えている中でこの様な値下げについては可能性としてはかなり高いと言えそうです。

 

NVIDIAのGeForce RTX 3000シリーズやGTX 1600シリーズについては2020年から2021年にかけては品薄となっていましたが、2022年からは需要が大きく減った事で供給過多となり、結果的に在庫が大量に余るという事態になりましたが、NVIDIAとしては収益への悪影響を少しでも抑えるために小規模な値下げに留める姿勢になっています。これについては、NVIDIAとしては2023年2~4月期決算ではデータセンター向けで収益を上げる事に注力する事を鮮明化しており、GeForceに関しては売上高の大幅拡大と言うよりは在庫適正化など止血がメインとなるため、大きな値下げを行いにくいと考えられます。ただ、この程度の値下げで在庫適正化が出来るかと言われると厳しいと言えますので、結局は北米で販売されているRTX 3080やRTX 3090で行われたような大幅な値下げが行われるものと考えられます。

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