NVIDIAでは2020年に発売を開始したGeForce RTX 3000シリーズの独自リファレンスモデルである、Founders Editionについて2022年から次世代モデルであるGeForce RTX 4000シリーズが発売されたことや在庫が少なくなっていることから公式サイトでの販売が突然停止したようです。
NVIDIAがGeForce RTX 3000シリーズFounders Editionの販売を突然停止。
NVIDIAでは2020年に発売を開始したGeForce RTX 3000シリーズの独自グラフィックスカードモデルである「Founders Edition」を日本を除く北米や欧州など各国で公式サイトで販売をしていますが、フランスのCowcotlandによると、GeForce RTX 3000シリーズのFounders Editionが北米やフランスのNVIDIA公式販売サイトからすべて消えている事が明らかになりました。
NVIDIAのRTX 3000シリーズFounders EditionはNVIDIA独自の基板やGPUクーラーそして特徴的なデザインを採用し、動作クロックなどはリファレンス設定とはなっていますが、価格は発売に発表された最低価格で販売されていたことから比較的人気が高いモデルになっていましたが、RTX 3060 Ti、RTX 3070、RTX 3080、RTX 3090すべてのRTX 3000シリーズFounders Editionが公式サイトの購入ページやNVIDIAの各社より発売されているグラフィックスカードのリストから消えているとのことです。
ただし、これはNVIDIAの公式サイト上での話で、各量販店に残っている在庫については通常通り購入可能となっているようです。
NVIDIAがGeForce RTX 3000シリーズのFounders Editionの販売を取りやめた背景には、2022年から発売が開始されたGeForce RTX 4000シリーズも、2023年4月からはアッパーミドルレンジのRTX 4070の発売が計画されており、その次にはミドルレンジのRTX 4060 TiやRTX 4060などラインアップが充実するため、NVIDIAとしてはユーザーに最新のRTX 4000シリーズを購入してもらいたいと考えている可能性があります。また、単純に在庫が積み上がっていたRTX 3000シリーズについて少なくともNVIDIAのFounders Editionについてはすでに在庫が出払ったと言う可能性もありそうです。
なお、RTX 3000シリーズFounders Editionの販売は停止されていますが、ASUSやGIGABYTEなど各社AIBから発売されているRTX 3000シリーズについては依然として購入は可能です。そのため、RTX 4070のコスパ次第ではRTX 3000シリーズを買いたいという人は特に心配する必要はないと考えられます。
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