Raptor Lake Refresh用にCPUを最大115℃で動作させる設定がMSI製マザーボードで登場予定

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Intel Raptor Lake Refreshに対応するMSI製マザーボードでCPUを最大115℃で動作させる設定が登場

Intelの第13世代デスクトップ向けCPUであるRaptor Lakeではハイエンドモデルを中心に非常に高負荷時の温度が非常に高かったのですが、2023年10月17日から発売開始となるIntelの第14世代デスクトップ向けCPUであるRaptor Lake Refreshではさらに動作温度が上がる可能性があるようです。そのため、MSIではこのRaptor Lake Refresh使用時にのみ限り限りサーマルスロットリングを防ぎパフォーマンス影響を最小化するために、CPUを最大115℃まで動作させる設定をZ690およびZ790マザーボードで追加するようです。

現行のMSI製Z690やZ790マザーボードにおいてはデフォルト設定ではCPUは107℃を超えないように制御され、強制的にシャットダウンする制御は115℃に設定されています。しかし、MSIではRaptor Lake Refreshの登場に合わせた新しいBIOSにて『CPU Fast Throttle Thershold』と呼ばれる新しい設定を準備しているようです。この『CPU Fast Throttle Thershold』では最大115℃までサーマルスロットリングが動作させない設定が可能になるとのことです。ただ、正常に動作させるにはCPU Over Temp Protectionをデフォルトの115℃以上に設定することが必要になります。

このオプションはRaptor Lake Refreshを搭載している場合のみ適用されます。これはRaptor Lake RefreshではCPUの温度や電圧、電流がより緻密に制御可能だからこそできる荒業と言えます。

このオプションでは説明の通りCPUが115℃で動作するため、CPU本体のみならずサーマルグリスや水冷であればCPUクーラー、マザーボードなど多くのコンポーネントに負担がかかることは明白であまり一般的に推奨される設定ではないことは明白です。

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • それはいいですね
    ついでに電熱線とやかんを置くパッドも付けておいてください
    (冗談じゃなくそんな温度になるんだったらマジで熱供給もできるようにしてほしい)

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