NVIDIA GeForce RTX 4090の最新仕様が出現。TDPは450Wで性能はRTX 3090の2倍

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NVIDIAではAda Lovelaceアーキテクチャーを搭載するGeForce RTX 4000シリーズを7月以降にリリースを行いますが、この中で最上位モデルとなるGeForce RTX 4090の新しい仕様情報が出現しました。

目次

ハイエンドモデルのNVIDIA GeForce RTX 4090

NVIDIA GeForce RTX 4090 Graphics Card Rumored Specs: 16128 Cores, 24 GB GDDR6X Memory at 21 Gbps, 450W TDP, Twice As Fast As RTX 3090 (wccftech.com)

NVIDIAでは2020年9月2日にGeForce RTX 3080などAmpereアーキテクチャーを採用したRTX 3000シリーズの後継モデルであるGeForce RTX 4000シリーズ(Ada Lovelace)を2022年下半期に発売を予定していますがこのモデルでは性能が現行モデルより大きく向上するものの、消費電力も同等に上がるという情報が出ています。今回、そんなRTX 4000シリーズの中でハイエンドモデルにあたるRTX 4090およびRTX 4080の基板に関するメモリーモジュールの数や電源、冷却面に関する情報が出現しました。

当初よりCUDAコアは減ったものの、現実的に使えるTDPに落ち着く

GeForce RTX 4090に関する情報はkopite7kimi氏から出現しており、従来の情報からは大きく仕様が変更されています。

まず、RTX 4090について過去に出現していたリークでは、Streaming Multiprocessors(SM)が144基搭載され、合計18432基のCUDAコアを搭載すると言われており、現行のGA102 GPUではSMが84基(CUDAコアが10,752基)搭載されている事から1.7倍になると言われていましたが、TDPも600W程度になると見られていました。

しかし、kopite7kimi氏が新たに入手したリークによるとSMは126基、CUDAコアは16128基と前回出現したリークに対して約13%減らされています。この減少によってTDPは450W程度に低下し、当初リークで出現していたTDP 600Wより実用的な消費電力になっています。

なお、GPUについては仕様が引き下げられていますがVRAMは24GB GDDR6Xで速度は21Gbpsのままになっています。

SMやCUDAコアは当初より14%減少し、TDPについても150W引き下げられたGeForce RTX 4090ですが、性能についてはGeForce RTX 3090の最大2倍の性能を達成すると見られています。

RDNA3はハズレ? “Disappointed”と気になる記載も

kopite7kimi氏は主にRTX 4090の話をつぶやいていますが気になる一言として”I am disappointed with RDNA3.”『RDNA3についてはガッカリしている。』と記載しています。このツイート自体、GeForce RTX 4090の性能については話している事から、恐らく性能がリークで語られていたほど高いものでは無い可能性があります。

NVIDIA GeForce RTX 4090については消費電力が600Wに達すると何度もリーク情報が出現していましたが、最終的には現実的な450Wに収まるようです。こうなると、下位のRTX 4080では400W程度、RTX 4070では350W程度に落ち着く可能性があるので、電源ユニットの買い替えが必要となるユーザーは減りそうですね。

消費電力を大きく下げるためとコストや歩留りの問題からか、NVIDIAではGeForce RTX 4090のSMやCUDAコアの数を削ったようですが、それでも性能面ではRTX 3090の2倍程度を目指しているため次世代GPUを待つユーザーの期待に応えられるだけの性能は持っているようです。

RDNA3について気になる発言をしていますが、この辺りはその内、別のツイートかMoore’s Law is Deadなどで出現するかもしれませんね。

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