NVIDIA GeForce RTX 3000 Superシリーズは8nmのままに

モバイル版 GeForce RTX 3000については2022年初め頃にSuperシリーズが出現するリークがありましたが、デスクトップ版RTX 3000シリーズも同様にSuperシリーズが準備されているようです。

デスクトップ版にもRTX 3000 Superシリーズ登場へ

NVIDIA GeForce RTX 30 SUPER Series In The Works, Headed To Both Desktop & Mobile Platforms

GeForce RTX 3000 Superはモバイル版についてはLenovoの内部資料から存在が明らかになっていますが、デスクトップ版も用意されているようです。

GeForce RTX 3000シリーズについては、既にRTX 3070 TiやRTX 3080 Tiのリリースを済ましており、残るところはおそらく近いうちに登場するレイトレーシング機としてエントリーモデルとなるRTX 3050シリーズとなっています。

プロセスは8nm据え置き。GA103が登場か

 

Kopite7kimi氏によると、Ada Lovelaceの前に30 Superシリーズが登場するとのことです。また、Nodeつまり製造プロセスには変更がないとツイートしており、現行のRTX 3000シリーズに使われているサムスン8nmが継続される模様です。また、ラップトップ向けだけでは無いとも明言しておりデスクトップ版が登場するものと見られています。

現在、GeForce RTX 3000シリーズに採用されているSKUはGA102、GA104、GA106、GA107となっていますが、GA103が欠番となっています。そのため、恐らくSuperシリーズではこのGA103 SKUを活用したモデルも登場すると見られています。

 

また、5月22日にkopite7kimi氏はGA103SとGA107Sが来年登場するともツイートしています。GA103SやGA107Sなど末尾Sが付けられたSKUはダイサイズを小さくしたモデルで、バス幅もGA103の320bitから256bitに下げられたモデルとなる見込みです。恐らくこれはモバイル版になると考えられ、来年登場となると冒頭で紹介したLenovoのリークと合致します。

 

GeForce RTX 3000シリーズもSuperが出るのは何となく想像はしていましたが、現在RTX 3000シリーズは上から順にRTX 3090>RTX 3080Ti>RTX 3080>RTX 3070 Ti>RTX 3070>RTX 3060 Ti>RTX 3060とラインアップ的にハイエンドからミドルレンジまでしっかりとカバーがされています。また、レンジ間の差についてはTiモデルが設定される事でほとんどありません。

Superモデルを出すとしたら、既存の非TiなRTX 3000シリーズを置き替えると同時に、Ti以上の性能を出すようにするような気がするのですが、実際のところは全くわかりません。個人的には、Superを出す必要性すら疑問に思っています。

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