ノートPC向けRyzen 9 7940HSのiGPUゲーミング性能判明。1080pならスムーズに動作

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

AMDではRDNA 3を内蔵したRyzen 7040HSシリーズ搭載ノートPCを4月末に一斉に解禁する予定ですが、一足先に最上位APUのRyzen 9 7940HSを内蔵したノートPCを入手したYoutuberがこのRyzen 7040HS内蔵GPUであるRadeon 780Mのゲーミング性能をテストし、その高い性能が明らかになりました。

目次

Zen 4+RDNA 3搭載の最上位APU、Ryzen 9 7940HSのゲーミング性能判明。デスクトップ向けGPUのGTX 1650を超える場合も

AMDでは2023年4月30日に、Zen 4 CPUとRDNA 3 GPUを組み合わせたAPU、Ryzen 7040シリーズ(Phoenix APU)を搭載したノートPCの発売を解禁する予定ですが、今回この中で最上位APUであるRyzen 9 7940HSを搭載したノートPC、ASUS TUF A15をフライングで入手したYoutuber、ETA PRIME氏がこのRyzen 9 7940HSの内蔵GPUのゲーミング性能をテストしました。

Ryzen 9 7940HS Hands-On! The New RDNA 3 Radeon 780M Is The Most Powerful iGPU So Far! – YouTube

Ryzen 9 7940HSの仕様概要

Ryzen 9 7940HSはノートPCなどへ搭載するために、CPUとGPUを一つのパッケージにしたAPUとなっており、CPU側にはZen 4を8コア16スレッド構成で搭載し、動作クロックはベースが4.0 GHz、ブーストが最大5.2 GHzに設定されL2キャッシュが8MB、L3が32MBで合計40MBのキャッシュ容量を持つCPUになっています。

GPU側にはRDNA 3アーキテクチャで構成されるRadeon 780Mを搭載、GPUのコアであるCompute Unitは12基搭載し、動作クロックは最大2.8 GHzに設定がされます。

今回テストに使われているノートPC、ASUS TUF A15では32GBのDDR5-5600を搭載しており、BIOS設定ではGPU側には最大4GBの割り当てが行われているようです。また、搭載されているGeForce RTX 4060は無効化しての計測になっています。

ベンチマーク性能に対して、ゲーミング性能が高め。多くのゲームで60fps越えを実現

3DMarkを用いたベンチマークではRyzen 9 7940HS内蔵のRadeon 780Mは、3DMark Fire StrikeでGraphicsスコアが2799pt、Time Spyでは2830ptとなっています。

Ryzen 7 6800Uに搭載されているRadeon 680Mに対して、Fire Strikeでは12%、TimeSpyでは3%とあまり大きな性能向上が見られていません。ただ、ETA PRIME氏によるとまだ発売前のドライバーが用いられている点やRyzen 7 6800UではLPDDR5X-6400が用いられていたため、あまり性能差が出ていないと見られています。

ベンチマークではあまり大きくスコアが向上していないのですが、ゲーミングにおいては一部ゲームが動作しないなど不具合はあるものの、動作すれば比較的快適に動くとのことです。

ゲーム 解像度、設定 平均FPS
CS:GO 1080p / 高 130
GTA 1080p / 最高 81
Forza Horizon 5 1080p / 高 86
Fortnite 1080p / 中 78
Doom Eternal 1080p / 中 83
Horizon Zero Dawn 1080p / 中 69
Call of Duty Modern Warfare 2 1080p / 中+FSR Performance0 106
Cyberpunk 2077 1080p / 中 70

1080p解像度であれば、比較的軽いタイトルであれば高または最高設定でも60fpsを大きく超えるフレームレートでゲームが可能となっています。また、グラフィック重視の重めのゲームでも設定は中程度にまで落とせば60fpsを下回る事は無いようですので、今後登場するゲームなどにも十分対応できるだけの性能を持っていると見られています。

ゲームによって様々ですが、Forza Horizon 5などはNVIDIAのデスクトップ向けGPU、GeForce GTX 1650でも1080pの高設定では平均80fpsを記録している場合が多いので、Radeon 780Mに関してはドライバーの最適化や搭載メモリーによってはGTX 1650に近しい性能を発揮する事が可能となるかもしれません。

なお、今回のゲーミング性能自体、ドライバーがベータ版であるなどパフォーマンス面で不利となる状況が多いのですが、今後正式に発表されればさらに性能の向上や他のグラフィックスカードとの比較なども登場すると見られていますので、ノートPCでゲーミングをしたいと考えている方はこのRadeon 780M搭載のRyzen 7040HSには注目しておいた方が良さそうです。


この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

この記事をかいた人

自作PCやゲーム、ガジェット好き。
帰国子女だった事を活かして海外のPCやゲーム、ガジェットのトレンドや情報をいち早く正確にお届けします。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • このレベルのチップ積んでるノートは20万クラスだから、
    ならデスクトップでええやんて思うわ

コメントする

目次