Mini-ITXに最適?最大265Wまで冷却できるトップフロー型CPUクーラーを5300円で販売中

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
この記事は最終更新日から1年経過しています。掲載内容や情報が古い可能性があります。
  • URLをコピーしました!

トップフロー型のCPUクーラーはコンパクトなサイズである事が多く、Mini-ITXで構成される小型PCなどで人気のあるジャンルになりますが、中国のJIUSHARKが僅か5000円で最大265Wの消費電力まで冷却が可能なデュアルファン構成の小型トップダウンCPUクーラーを発売しました。

目次

Mini-ITXとハイエンドCPUの組み合わせに最適なトップフロー型120mm x2ファン搭載CPUクーラーが登場

NoctuaのNH-L12やPhantek PH-TC14CSなどのトップフロー型のCPUクーラーは、高い人気を誇っていますが、シングルファンであるために適切に冷却できるCPUはミドルレンジまでに限られます。ハイエンドモデルであるCore i9やRyzen 9を適切に冷却するには、性能が不足する場合があります。また、小型のトップダウン型クーラーでは、ベースプレートとヒートシンクの間に薄型ファンを入れることで高さを抑える機構になっていますが、マザーボードとCPUクーラーの間のスペースが埋まることで作業性が大幅に悪化する場合があります。

JIUSHARKが作ったJF13K CPUクーラーは、ヒートシンクの前面に薄型ファンを搭載することで作業スペースを確保し、トップダウン型CPUクーラーとしては珍しい横長デザインを採用しています。これにより、巨大なヒートシンクを搭載し、120mmファンを2基搭載できるだけのスペースを確保しています。

このヒートシンクには7本のヒートパイプがベースプレートと繋がっており、仕様上は最大265WのTDPまで冷却出来るとの事です。これは120mmラジエーターを搭載する簡易水冷クーラーよりも優れた性能になっています。

JIUSHARKは実際にCore i9-11900Kを使用してテストし、この冷却性能を実証しています。動作クロックを固定してCore i9-11900KのTDPを217Wに設定すると、AIDA64のCPUテストを実行してもCPU温度は最大85℃に抑えることができます。動作クロックを4.9 GHzに引き上げ、Core i9-13900KなどのMTPである251Wで動作させた場合、CPU温度は100℃まで上昇しますが、TJ Max温度は超えず、サーマルスロットリングが発生する直前の限界に耐えることが実験で明らかになっています。

このJIUSHARK JF13K Diamondは、中国のJD.comで約270元で販売されており、日本円で約5300円です。この価格を考えると、NoctuaのNH-L12が1万円以上することを考えると、非常に安価に販売されています。また、白と黒の2色展開となっており、気になる方は国際配送で購入しても良いかもしれません。


この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次