Intel 第13世代 Raptor Lake-Sの詳細仕様がリーク。Core i5-13400最初に登場

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Intelでは2022年9月27日に第13世代CPUであるRaptor Lake-Sの一部モデルを発表し、10月20日に発売を予定していますが今回最初に発売されるRaptor Lake-S全モデルの詳細仕様がリークしました。

目次

Intel 第13世代CPU Raptor Lake-S

Intelの第13世代CPUであるRaptor Lakeのデスクトップ向けであるRaptor Lake-Sでは2021年11月から発売が開始されたAlder Lakeの後継モデルとなり、引き続きハイブリッドアーキテクチャーと10nmプロセスを採用されますが、P-CoreはAlder Lakeで初採用となったGolden Coveを改良したRaptor Coveに変更されL2キャッシュの倍増や動作クロックの大幅向上するという改良が、E-CoreはAlder LakeのGracemontを8コアから最大16コアまでと2倍搭載するようになります。

このRaptor Lake-Sはハイエンドからミドルレンジモデルを中心に2022年10月20日に発売が行われますが、今回10月20日に発売が行われる全14モデルの詳細仕様についてwccftechが情報を入手したようです。

各モデル詳細仕様が出現。ミドルレンジ売れ筋のCore i5-13400も登場へ

Exclusive: Intel 13th Generation ‘Raptor Lake’ CPUs Final Lineup, Specifications & Sales Embargo | wccftech

Alder Lake-S登場時はオーバークロックが可能なGPU搭載、非搭載モデルとなるK/KFバリアントの合計6モデルのみ登場でしたが、Raptor Lake-Sの初期に登場するラインアップとしてはK/KFバリアントの他に、オーバークロックが制限された無印モデルもCore i9-13900/F、Core i7-13700/F、Core i5-13400/Fと省電力なCore i9-13900TとCore i7-13700Tの合計14モデルが一挙に発表、発売されるようです。

なお、ラインアップは若干整理されておりCore i5系はオーバークロックが可能なモデルはCore i5-13600Kとなり無印モデルはCore i5-13400に分けられるようです。この2モデルの違いはオーバークロックの可否の他にE-Coreが前者は8コア、後者は4コア、最大のDDR5メモリー速度が異なっています。

出現した仕様情報には動作クロックなど基本的な情報の他、各P-CoreやE-Coreの動作状況に応じた最大ブーストや内蔵GPUの動作クロックなど詳細な情報も含まれています。

この中で最上位モデルとなるCore i9-13900Kでは動作クロックがベースが3 GHz、ブースト最大は2コアまで最大5.8 GHzとなっています。また、4コアから全コアの8コアまでは5.5 GHzとCore i9-12900Kの全コア5.0 GHzから0.5 GHz向上しています。

E-Coreは動作コアの数に限らず最大4.3 GHzとなっておりこちらもCore i9-12900Kの3.7 GHzに対して0.6 GHzと大きく向上しています。

GPUの動作クロック1.65 GHzに向上しておりこちらも1.55 GHzから向上しています。

最上位以外にもCore i7-13700KやCore i5-13600Kなどの仕様も出現していますが、売れ筋モデルとなるCore i5-13400とCore i5-13400Fについても性能強化が図られています。

このCore i5-13400についてはコア数がP-Core 6コアは前世代のCore i5-12400と変わりがないですが、E-Coreは4コア追加されています。また、動作クロックについてはP-Coreは最大4.6 GHz、全コア動作時は4.1 GHzとCore i5-12400と比べると0.2、0.1 GHzそれぞれ向上しています。ただし、メモリー速度についてはCore i5-12400では他のモデルのDDR5メモリー速度が最大5600 MT/sの中、唯一Alder Lake-Sから据え置きとなる4800 MT/sとなるようです。

 

Raptor Lake-SについてはAlder Lake-S登場時のようにハイエンドモデルに絞っての登場とはならず、ハイエンドからミドルレンジの幅広いモデルを一挙に発売するようで、合計4モデルしか登場しないAMDのRyzen 7000シリーズに対抗するようです。

特にこの中でCore i5-13400についてはコストパフォーマンスを売りに売上を大きく伸ばしてきたモデルとなっており、今回のRaptor Lake-Sにおいても期待しているユーザーは多いと考えられますのでGPU価格が下がる中でゲーミングPCなどを計画しているユーザーにとっては注目のCPUとなりそうです。(価格値上げの話もありそうですので価格にも注視が必要ですが・・・)

 

PS5は6000円値上げされますので、買えるかは分かりませんが欲しい人は早めにエントリーする事がオススメです。(転売屋からは買っちゃだめですよ)

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