Intelの第16世代CPU、Panther Lakeの情報が登場。低い歩留りは仕切り直しで性能大幅強化へ。

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Intelでは2024年に第15世代CPUとなるArrow Lakeを投入予定としていますが、この後継モデルとしてPanther Lakeと呼ばれるCPUを第16世代CPUとして投入予定ですが、今回Moore’s Law is Deadよりこの新しいPanther Lakeに関するリーク情報が登場しました。

Intel 15th Gen Leak: 40C Arrow Lake, Cougar Cove, Beast Lake POUNCE on AMD! – YouTube

Intelでは第15世代CPUとしてArrow Lakeを準備しておりこのCPUにはP-Core側にはRedwood Cove、E-Core側にはCrestmontが搭載される予定となっています。このCPUは2024年10月から12月にかけて登場すると見られていますが、この後継モデルとして登場するのがPanther Lakeとなっています。

このPanther Lakeについては2025年遅くを目途に投入が計画されているようで、Arrow Lakeと同じくデスクトップ向けのLGA1851ソケット向けに登場するようです。

このPanther Lakeについては開発が順調に進んでいるとは言えず、Intelが行ったPanther Lake搭載の『Panther Cove』の歩留まりや性能面のシミュレーションでは想定を下回っており一時はMeteor Lakeと同じくデスクトップ向けはキャンセルとする計画もあったようです。しかし最近になりこのPanther Coveとは別のCougar Coveと呼ばれるCPUアーキテクチャーの情報が登場し、Arrow Lakeで計画されている8P+32E構成での登場が予定されているようです。

このCougar Coveでは8P+32EのArrow Lakeに対してシングルコア性能は30~40%、マルチコアは15~20%程度の性能向上を想定しているようです。

なお、IntelではこのPanther Lakeなど将来的に登場するCPUについてAMDに対抗するとともに開発遅れなどを挽回すべく開発リソースの再分配を進めているとのことです。特に2024年に登場するArrow LakeはIntelとしては失敗が許されないプロジェクトと言う立ち位置になっており、このCPUの成功のために多くのプロジェクトのキャンセルや遅延を選択し、Arrow Lakeへリソースの集中が行われているようです。このArrow Lakeの後継として同じぐらい重要なCPUがPanther Lakeとのことで、Arrow Lakeの後継として性能、電力効率ともに向上させるべく開発が行われているようです。

ちなみに、過去のリークではArrow Lakeの次はLunar Lakeになるという話が出ていますが、Lunar Lakeはデスクトップ向けは存在せずノートPC向けのみとなる予定です。

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