Intel Meteor Lake-SはP-Core 8コア仕様が存在?登場するなら2024年Q2以降

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IntelのMeteor Lake-Sについては開発中止がされたという話も出ていますが、一方でMeteor Lake-Sに搭載されるZ890チップセットとCPU側のPCIeレーン数やコア攻勢などの情報が出現しました。

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Meteor Lake-Sのコア構成やZ890のPCIeレーン数の情報が出現。登場するなら2024年中頃以降

Intelのデスクトップ向けCPU、Meteor Lake-Sについては開発中止に関するリーク情報が何度か出ており、登場が危ぶまれる状態になっています。

ただ、仮に中止がされていたとしても1年以内に登場するプラットフォームの仕様についてはマザーボードメーカー各社やOEMなどに概略だけは伝えられている可能性があり、今回その一部と見られる情報のリークが登場しました。

過去にXeon W3400やW2400シリーズの全仕様に関するリークを行った実績のあるTLC氏によってMeteor Lake-Sのコア構成や対応するZ890マザーボードに関する仕様情報が登場しています。

TLC氏によると、Meteor Lake-SのCPUはPCIe Gen 5をx16+x4で合計20レーン、PCIe Gen 4をx4レーン持つ仕様になっているとの事です。また、コア構成については6P+8Eまたは6P+16Eそして、すべてP-Coreの8P構成の3つが開発されているとの事です。

6P+8Eや6P+16EについてはHotchips34でも紹介されていた構成になっていますが、E-Coreを取り除いた8P構成については今回初めて登場する情報です。また、AVX-512については引き続きサポートはされないとのことです。

Intel Meteor LakeではP-Coreが最大6コア、合計22コアに。TDPは125W

Meteor Lake-Sに対応するZ890マザーボードに関してはすべてPCIe Gen 4対応レーンとなり、レーン数は合計24レーンとなる事です。また、WiFi 7への対応とWindows 12への対応がOS対応表に記載されているとの事です。

Meteor Lake-Sの開発中止判断は不明、でも登場するなら2024年Q2以降と遅め

Meteor Lake-Sについては開発中止されたという話が出ていますが、TLC氏によると開発中止に関する情報は無いとのことです。

ただし、Meteor Lake-Sの登場時期は早くても2024年Q2(2024年6月末)以降とのことですので開発中止と言う話を否定する事も出来ないとも述べています。

TLC氏によると今回入手した情報については2022年10月時点の情報とのことです。Meteor Lake-S開発中止の話題が出始めたのは2022年12月以降である事からもしかしたら、今回登場した情報はMeteor Lake-Sで計画されていたお蔵入りになる前の仕様である可能性はありそうですので、Meteor Lake-Sの登場するかどうかはもう少し様子を見る必要がありそうです。

 

デスクトップ向けのMeteor Lake-Sについては登場が怪しく、Intelの置かれている経営状況や新プロセスを使う関係上から開発中止が間違いだったとしても登場は2024年か2025年に跨ってしまう気もするのですが、今回新たに登場した情報としてP-Coreを8コアのみで構成されたMeteor Lake-Sが計画されているようです。

この8P構成のMeteor Lake-Sについては興味深い製品となりそうですが、もし仮に登場するとなればデスクトップ向けでしか使えないCPUとなるほか、コア数だけで見ても6P+16E仕様のMeteor Lake-SやAMDの最大16コア構成のRyzen 7000やZen5搭載のRyzen 8000にも劣って見てしまいます。また、性能的にもMeteor Lake-SではE-CoreがSkymontと呼ばれる最新アーキテクチャーに置き換えられているため、P-Coreが2基増えても、E-Coreを16基搭載した方が性能面では高くなると考えられますので、どのような立ち位置でラインアップされるのか疑問が残りますね。。。


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