Intel Arc A750が正式発表。ゲーミングはGeForce RTX 3060を17%超える性能

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Intelが2021年頃から登場を予告していたディスクリートGPUであるArc Aシリーズですが、この中でアッパーミドルレンジモデルにあたるArc A750が正式発表され、性能に関する情報も出現しました。

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Intel Arc Alchemist GPU【Arc A750】

Intelでは当初、2021年頃にディスクリートGPUであるArcシリーズ、その第一世代製品であるAlchemistをリリース予定としていましたが、サプライチェーン上の問題やGPUドライバーの開発遅延により発売が大幅に遅れ2022年に入ってからも具体的にいつ発売になるのか明確にはなっていませんでした。

しかし、Intelでは遂に発売の目途が立ったようでArc Alchemsit世代の中でアッパーミドルレンジモデルとなるデスクトップ向けGPUのArc A750について正式発表が行われ、その性能についても概要が発表されました。

Arc A750はGeForce RTX 3060を最大17%上回る性能に

今回発表されたArc A750について、詳細なスペックなどについては明らかにされてはいませんが、搭載されるGPUについては2つある内のハイエンド向けで最大32基のXeコアが搭載可能なACM-G10が搭載されていると見られています。

リーク情報ではあるものの、仕様は24基のXeコアが有効化され、VRAMについては12GBのGDDR6、TDPは200W以上になると見られています。

パフォーマンスについては、Arcシリーズ自体、3DMarkなどのスコアは水増しされる傾向にありましたが、Intel公式より実際のゲームでのパフォーマンス値が掲載されています。

これによると、NVIDIAのGeForce RTX 3060と比較してArc A750では2560 x 1440解像度かつゲーム内画質は高画質設定でRTX 3060に対して1.1倍程度高いパフォーマンスを記録しているようです。

この中でCyberpunk2077においてはArc A750での平均FPSは60FPSを記録しており、最低値でも50.54FPSと1440p解像度の高画質設定でプレイしていると考えると悪くないパフォーマンスと言えそうです。

Arc A750の本体画像も出現していますが、電源は8-pin+6-pinとなっており、ディスプレイ出力はHDMI 2.0bを1口とDisplayPort 1.4aを3口搭載するようです。

 

Intel Arc Alchemistについては本来であれば2021年に出て欲しかった所ですが、遅れに遅れ夏ごろ発売になるようです。ただ、これ以上は遅れない(遅れられない)見込みのためIntelは今回の発表を行ったように見えます。

性能はArc A750はGeForce RTX 3060を若干超える性能という事で、最上位モデルのArc A770もモデルネーム的にGeForce RTX 3070を若干超える程度のパフォーマンスにもなりそうですが、消費電力がArc A750でも200Wを超えている事から、ワットパフォーマンスについてはあまり良いとは言えなさそうですね。

ただ、価格についてはNVIDIAや、AMDともにグラフィックスカードの価格が大きく落としている状況のため、Arc AシリーズについてはNVIDIAやAMD以上に低価格で登場すると見られています。

 

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