2021年製のGeForce GTX 1080 Tiが交換修理された製品で発見される

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NVIDIAでは最新のグラフィックスカードであるGeForce RTX 3000シリーズの生産が需要に対して供給が大幅未達となっておりRTX 2060やGTX 1660など1世代、2世代前のグラフィックカードを再度市場に投入するなどの対策に出ています。そんな、NVIDIAですが二世代前のグラフィックスカードとして最上位モデルであったGeForce GTX 1080 Tiを再度投入する可能性が浮上しています。

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2021年製のGeForce GTX 1080 Tiが交換修理後に発見される

NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti Graphics Card Might Make a Comeback, Freshly Produced GPU Batch Spotted (wccftech.com)

約4年前に登場したNVIDIAのGPUアーキテクチャーであるPascalでは、前世代のMaxwellに対して非常に大きな性能向上が果たし、Pascal世代の中でもハイエンド製品であるGeForce GTX 1080 Tiなどは2021年現在でも多くのゲームを動かせるだけの性能を持ち合わせています。

そんな、GeForce GTX 1080 Tiですが、韓国でGTX 1080 Tiを修理に出したユーザーによると交換されて帰ってきたグラフィックスカードのシリアル番号を見ると、2021年に製造された事を示唆する番号になっていたとの事です。

修理に出されたモデルはEVGA製のGeForce GTX 1080 Ti SCモデルだったとの事ですが、掲示板を利用する他のユーザーによるとEVGA製 GeForce GTX 1080 Ti FTWモデルでも同様にシリアル番号が21年製を示唆する数字になっていたとの事です。

EVGAではグラフィックスカードの3年保証が標準で付与されているのですが、GTX 1080 Tiの登場は4年前の2017年で生産終了は2018年末になっています。この事から、3年の保証対象となるグラフィックスカードの数を考えると、2021年に修理用の新しいGPUを製造する事はあまり合理的な判断とは言えないと考えられます。実際に、修理用のGPUは製品が発売中である時点で製作されるのが一般的で、生産終了した後に再度生産するとコスト面で非常に不利になってしまいます。

NVIDIAでは最近、GeForce GTX 1050、GTX 1650、RTX 2060など過去のモデルを再生産をする流れになっていますが、登場から4年以上経っているにも関わらず、2021年製のものが出回っている事からGeForce GTX 1080 Tiも再生産が開始される可能性と言うのは十分考えられると言えます。ただ、これはまだ確定情報では無いため、何か続報があれば改めて取り上げて行きたいと思います。

 

NVIDIAが次々と過去モデルの再生産を開始していますが、GTX 1080 Tiの再生産までされてしまうとRTX 3000シリーズの製造で致命的な不具合が起きているのではないかと勘ぐってしまいます。実際にASUSが決算発表で歩留まりに問題があるとの発言があったり、何か問題が起きている事は確かかもしれません。

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