Core i5-11500に搭載のIris-Xeをベンチマーク。性能はGT 1030並み

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
この記事は最終更新日から1年経過しています。掲載内容や情報が古い可能性があります。
  • URLをコピーしました!

Intelの新しいグラフィックスアーキテクチャである『Xe』を搭載した『Rocket Lake-S』シリーズですが、今回その一つでもあるCore i5-11500のグラフィックスベンチマークが計測されています。

Intel第11世代CPU『Rocket Lake-S』の最新情報

 

目次

Iris Xeの性能をベンチマーク

Intel Rocket Lake Iris Xe GPU Benchmarked in 3DMark Time Spy, On Par With A GeForce GT 1030 (wccftech.com)

ここ最近、『Rocket Lake-S』のCPU性能に関するベンチマークは数多くリークされてきましたが、CPU内蔵グラフィックスの性能についてはあまりありませんでした。今回はそのCPU内蔵グラフィックスであるXeアーキテクチャーを搭載した『Iris Xe』のベンチマークがBilibiliにて掲載されています。

 

性能はGTX 1030並みだが、Ryzen 4000G/5000Gには及ばず

今回ベンチマークされたCore i5-11500ではExecution Unitsを32個搭載し、コア数は256コアとなっています。ただし、動作クロックなどはCPU-Zが正常に情報を読み込めていないため不明となっています。ちなみに、モバイル向け『Tiger Lake』に搭載されるXeはExcecution Unitは96個、コア数は768コアとなっており、デスクトップ向けではGPU性能が大きく削られた状態となっています。

3DMark Time Spyのスコアは、Core i5-11500ではグラフィックススコアが1053ptを記録しています。一方で前世代のCore i5-10400では693ptとなっており、Core i5-11500では前世代に比べてグラフィックス性能が約52%向上した事になります。

このスコアを他の製品と比べると、ディスクリートGPUではNVIDIA GeForce GTX 1030とほぼ同じスコアとなっています。一方で、AMDのGPU内蔵CPU(APU)であるRyzen 7 4750Gでは3DMark TimeSpyのグラフィックススコアは1300pt程度を記録しています。そのため、『Iris Xe』を搭載しているもののAMDのAPUには及ばないスコアとなっています。

 

今回、テストされたCore i5-11500ですが、まだ発売前という事でグラフィックドライバーなどは不完全な状態となっていると見られています。そのため、正式リリースされたドライバーなどを使えばグラフィックススコアはもう少しスコアが上昇し、1100ptは超えると考えられます。ただ、それでもAMD Ryzen 7 4750Gには及ばないとされており、もし内蔵グラフィックスの性能を重視したいのであれば、Ryzen 7 4750G又は今年春に発売予定のRyzen 7 5700Gなどを購入する事がオススメです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • GTX1030って何でしょうか?GT1030ではないでしょうか?

コメントする

目次