Apple M3 SoCの性能関係のリーク出現。Core i9-13900Kを13%上回るST性能

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AppleではTSMC 3nmを採用して製造されるM3 SoCの開発を進めており、2023年末までに搭載したMacbookシリーズがリリースされると見られていますが、今回このM3 SoCのGeekbenchベンチマークでのスコア情報がリークとして登場、Core i9-13900KSを超えるシングルコア性能が期待できるようです。

目次

Apple M3 SoCのシングルコア性能はCore i9-13900KSを13%超える性能に。マルチコアはM2 Proに一歩及ばずもRyzen 9 7845HX並みの性能に

AppleではTSMC 3nmの生産枠を押さえており、2023年末までに同プロセスで製造されるM3 SoCを搭載した製品の発売を予定していると言われていますが、今回このM3 SoCのGeekbenchベンチマークでのスコア情報がリークとして登場しました。

Apple関係のリークに精通しているVadim Yuryev氏がApple M3 SoCでのGeekbenchベンチマークのスコア情報を共有しており、シングルコアは3472pt、マルチコアは13,676ptが記録されているとのことです。

今回登場したM3 SoCについてはMacbook Airなどに搭載される最もベーシックな構成のSoCとなっていますが、シングルコア性能に関しては、デスクトップ向けCPUのCore i9-13900KSで記録されており3071ptを13%上回っており、現行のApple M2 Maxの2736ptを27%上回る性能を記録しています。

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マルチコアにおいてはx86系CPUではAMDのRyzen 9 7845HXの13687ptと同等スコアを記録しており、先代のApple M2の9567ptに対して43%上回り、Apple M2 Proに対して約3%下回る性能になるなど驚異的な性能を記録しています。

 

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このスコアについてはTSMC 3nmを活用する事で低い消費電力でありながら、より高い動作クロックとなり性能が大きく向上していると見られています。ただ、注意点としては今回のVadim Yuryev氏のツイートではGeekbenchのスコアを記録したスクリーンショットが掲載されていないなど不確かな所もあります。

Geekbenchに関してはベンチマークの動作時間が短い事もあり、CPUの瞬間最大性能の値であり動画編集やエンコードなど持久力に関しては全く異なったスコアとなる可能性があります。特に、Macbook Airなどファンレスの場合では持続した負荷を掛けると放熱が間に合わず、サーマルスロットリングによって性能が低下するなど実用面での性能とは異なった挙動となる場合もあるため注意が必要と言えそうです。

一方で、TSMC 3nmについては省電力性に重点を置いたプロセスにもなっているため、同じマルチコア性能を持つTSMC 4nmで製造されているRyzen 9 7845HXを大きく下回る消費電力となる事は確実とも言えるためワットパフォーマンス面ではAMDやIntelを大きくリードすると見られています。


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コメント

コメント一覧 (1件)

  • ツイートを見る限り、Geekbench 6 での予想スコアを出しているだけでリークがあったとか、Geekbench でこの数字だったなどの情報ではないような…

    みんなも予想してみてね、みたいな感じですし

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