Zen3+CPUはRyzen 6000シリーズと呼ばれる模様。 ASUS製PCから判明

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AMDから2022年初旬から発売が投入が開始される予定のZen3+アーキテクチャーを採用したRyzenについてですが、ASUSがまだ公開していない新モデルの仕様書にてCPUモデル名などが判明し、Ryzen 6000シリーズになる可能性が高いようです。

目次

Ryzen 6000シリーズが搭載予定のASUS製ゲーミングPC

ASUS ROG Zephyrus Duo 16 GX650 Leaked comes with Ryzen 9 6900HX and RTX 3080 Ti – My Laptop Guide

ゲーミング用のラップトップや、通常のオフィス用ラップトップなど主にラップトップPCの新製品情報やリーク情報などを扱うMyLaptopGuideによると、ASUSのゲーミングラップトップであるROG Zephyrus Duo 16の新モデル、GX650の仕様情報が出現したのですが、最新モデルではCES2022にて発表が予定されているZen3+アーキテクチャーを採用するRyzen CPUが搭載されるようです。そして、そのモデルナンバーはRyzen 6000シリーズとなるようです。

Zen3+はRyzen 6000と呼ばれる見込み。DDR5にも対応

ROG Zephyrus Duo 16の現行モデルはGX550と呼ばれており、CPUにはIntelのCore i9-10980HKを搭載し、GPUにはGeForce RTX 2080 Super Max-Qを搭載する超ハイエンドゲーミングラップトップとなっていますが、この後継モデルにあたるROG Zephyrus Duo 16 GX650の情報が出現し、この中でCES2022で発表予定のZen3+ Ryzenが搭載CPUとして掲載されています。

仕様ではAMD Ryzen 9 6900HXと呼ばれるモデルが掲載されており、モデルナンバー的にはRyzen 9 5900HXの後継モデルと見られています。また、今回のZen3+からはDDR5への対応が行われており、ROG Zephyrus Duo 16 GX650にも16GBのDDR5が搭載されています。

Zen3+を採用するRyzenについては今年の10月上旬にHPサイト上に掲載された一体型PCでRyzen 7000シリーズが選択可能と言う表記が出ていました。ただ、この時は『Ryzen 7000シリーズ』としか書かれておらず、具体的にどのモデルかの記載がありませんでした。そのため、プレースホルダであった可能性があり今回出現したASUS製ラップトップの情報の方が正しいと言えそうです。

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3D V-Cache搭載RyzenもRyzen 6000シリーズに?

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モバイル向けRyzen 5000と今回出現したRyzen 6000シリーズでは採用されているアーキテクチャーがZen3とZen3+で微妙に異なっており、内蔵されるGPUもVegaアーキテクチャーからRDNA 2アーキテクチャーへ大きく刷新されるため、モデルナンバーが変更される事は当然と言えます。

一方で、2022年初旬に登場する3D V-Cacheを搭載するRyzenでは引き続きZen3アーキテクチャーを採用するものの、3D V-Cacheと呼ばれる新技術が採用されており、ゲーミング時のパフォーマンスは10%程度向上するとAMDの試作段階のチップでは証明されています。そのため、AMDとしてはもしかしたら、3D V-Cacheを搭載したデスクトップ向けモデルにもRyzen 6000シリーズと言うモデルナンバーを与える可能性がありそうです。

マーケティング的にもIntelがAlder Lake-S投入でモデルナンバーが11から12に進んでいますので、AMDとしても新製品であることをアピールするため、Ryzen 6000シリーズと名付けた方が有利と考えられます。

 

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過去にZen3+向けCPUを搭載するHP製一体型PCでRyzen 7000と記載されていたため、3D V-CacheがRyzen 6000、Zen3+がRyzen 7000と思っていましたがどうやらHPのサイトの情報は単純にプレースホルダか誤記だった可能性が高そうです。

そのため、AMDとしては2022年初旬に登場するCPUはデスクトップ、モバイル共にRyzen 6000シリーズと名付け、2022年末から2023年に登場するZen4アーキテクチャーを採用するRyzenはRyzen 7000シリーズとする方向のようです。

この方が、Zen2世代の時のように、デスクトップとモバイル向けで数字が異なるCPUが出現して混乱するというのも防げるので一般的なユーザーへはありがたいかもしれませんね。

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